GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】リアルスティール  > 3ページ目
NEW

【徹底考察】ジャパンC(G1) リアルスティール「今回も『最終追い切り』の法則は健在!世界のR.ムーア騎手を確保で気炎万丈も気になるのは……」

【この記事のキーワード】, ,

 ただ、サトノアラジンとの最大の違いは、本馬の祖母Monevassiaが日本でもキングカメハメハなどを輩出した大種牡馬キングマンボの全妹という点であり、血統的なスケールはリアルスティールの方が遥かに上である。本馬は世界でも屈指の名血で、血統的にはG1を勝つに相応しい超良血馬といえる。

 また、キングマンボは一度も日本に導入されたことがないにも関わらず、東京で極めて優秀な実績を残している。キングカメハメハや孫のエイシンフラッシュが日本ダービーを勝ち、ジャパンCでもエルコンドルパサーやアルカセットが勝利。そういった点でも今回の舞台設定は、本馬の後押しとなるはずだ。

 ただし、ライバルと比較してスタミナの要素に欠ける配合なだけに、この距離で持続力やパワーが必要な展開になった時には思わぬ脆さを見せる可能性はある。

≪結論≫

 この秋のリアルスティールの徹底考察は今回で3回目(毎日王冠は後に回避)となるが、安田記念で凡走し、天皇賞・秋でこの馬本来のパフォーマンスを取り戻した明確な理由がある。

 それは同時に本馬が毎日王冠を回避した理由にもつながるのだが、管理する矢作芳人調教師が22日に『東京スポーツ』から受けたインタビューで、安田記念の敗因も含めて下記の通りに語っている。

「競馬の週にやり過ぎるのは良くないと思っていたけど、安田記念は日数が足りず、レースの週に目一杯の調教をするしかなかった。それが敗因。毎日王冠も出走するところまでなら持っていけた。しかし、そのためにはレースの週に目一杯の調教をしなくてはならなかった」

 本馬の安田記念の”自滅”の原因は、まさにこの言葉通りであり、それが間違いでなかったことが前走の復活劇で証明された。その上で、下記をご覧いただきたい。

【徹底考察】ジャパンC(G1) リアルスティール「今回も『最終追い切り』の法則は健在!世界のR.ムーア騎手を確保で気炎万丈も気になるのは……」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  3. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  7. 天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)
  8. 「競馬愛」が溢れすぎ! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(前編)
  9. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  10. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か