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JRAコントレイルに続く刺客は天皇賞・秋(G1)第3の牝馬! マイルCS(G1)中2週は予定通り「本気モード」で逆襲か!?

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 先週の天皇賞・秋(G1)は、アーモンドアイが単勝1.4倍の圧倒的支持に応え快勝。日本史上初の芝G1・8勝目の偉業が達成された。

 単勝4.4倍の2番人気はクロノジェネシス。3着には敗れはしたものの、牝馬2頭が上位人気を独占するレースとなった。

 もう一頭の牝馬スカーレットカラー(牝5歳、栗東・高橋亮厩舎)は8番人気で9着。勝利したアーモンドアイからは1.4秒も離されている。

 天皇賞・秋は東京の2000mという、スタートした直後にコーナーがあるコース設定。12頭立てのレースで7枠10番という外目の枠を引いたスカーレットカラーは、立ち遅れ気味のスタートになり後方2番手からの競馬となった。

 終始、内々でコーナーをタイトに回った騎乗は鞍上・岩田康誠騎手らしい完璧な競馬。最後の直線で外に出したが末脚不発に終わった。

 先週の天皇賞・秋では涙を飲んだスカーレットカラー。しかし、すでに「逆襲」のシナリオは動き始めている。

 2週後に迫ったマイルCS(G1)にも出走を表明。ここが本番と言わんばかりの「本気モード」だ。

 天皇賞・秋のレース後、高橋亮調教師は「自分のスタイルでレースができました。直線でもいい感じでしたが、メンバーも強かったですからね。距離的なものもあります」と、適距離ではないことを示唆していた。

 しかも、天皇賞・秋では馬体重がプラス14kgと、過去の最高馬体重である490kgに迫る勢いだったスカーレットカラー。490kgで出走した際も2着と結果を残しているが、古馬となってから勝利したのは464kgだったパールS(OP)と府中牝馬S(G2)の472kgだ。

「距離的なものもあります」という言葉からは、明らかにマイルCSが標的。天皇賞・秋のあとにマイルCSへ出走する事も予め決まっていたという。

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