JRAジャパンC過去20年「3強対決」の行方。意外な結果で見えたアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの結末は?
この2レースを見てみると、1~3番人気合計6頭のうち3頭が10着以下の大敗。そして3強のうち馬券に絡むのは1頭だけで、残り2頭は脱落するという衝撃の結末となっている。この傾向から見れば、ジャパンCは3強対決ですんなり決着するレースではないことがわかる。
なお上記2年の3強対決で馬券に絡んだのは、外国人騎手が騎乗した2頭のみで、日本人騎手が1~3番人気馬に騎乗した場合は馬券に絡めていない。このデータはコントレイルの福永祐一騎手、デアリングタクトの松山弘平騎手にとって不利な要素であり、アーモンドアイに騎乗するクリストフ・ルメール騎手にとっては追い風となろう。
また興味深いことにこの2年でいずれも11番人気馬が馬券に絡んでいる。今年11番人気になるのはどの馬か。現時点では判断できないが、馬券的には配当妙味も高くなるので、ぜひ覚えておいてほしい。
3強対決で大いに盛り上がっているが、ジャパンCの歴史を振り返るとこの3強対決は波乱が続出。歴史は繰り返すのか、それとも人気通りの決着となるのか。第40回ジャパンCから目が離せない。