JRAジャパンC(G1)「◎」コントレイルも、「3強並び立たず」で馬券は一工夫必要!? 「激アツ情報」が導き出した3冠馬対決に割って入る「穴馬」とは
次に「〇」はアーモンドアイ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)だ。
得意の東京コースでこの馬は外せない。2年前に東京芝2400mのレコードタイム2:20.6を記録。これまでの実績を考えても、凡走することは考えられない。芝G1・8勝の実力を示してほしい。
「前走から間隔が詰まりますが、無事に調教を終えて挑むことになりそうです。C.ルメール騎手も追い切りで好感触を確かめたようですね。陣営からは『デキに関しては問題ありません。この馬に関して状態云々は心配していません』と強気なコメントが聞こえてきます。
3冠馬が2頭出走することについて、国枝調教師は『そういう馬たちと戦えるということは非常に楽しみですね』と話しています。どうやら8冠を達成してホッとしたおかげで、楽な気持ちでレースに臨めるようです。今回が引退レースとなりますので、しっかりとその走りを目に焼き付けたいですね」(競馬記者)
あえて不安を挙げるとすれば、レース間隔が詰まることが挙げられる。中2週で挑んだ今年の安田記念(G1)で2着に敗れており、今回の中3週がどう出るか気になるところだ。それでも、東京コースで大崩れすることはないはずだ。
「▲」はデアリングタクト(牝3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)だ。
3強を「◎~▲」に選び、芸がないと言われること覚悟で指名する。やはり史上初の無敗3冠牝馬を軽視できない。そもそも、コントレイル、アーモンドアイ、デアリングタクトはすべて東京芝2400mで無敗。いずれの馬も得意条件と言えるだろう。
「テンションの高さがネックで、秋華賞は調整に苦労しました。実際、万全の状態ではなかったのですが、それでいて押し切ったのは能力の高さですね。馬体の張りなどは明らかに前走以上。落ち着きの中に力強さがあって文句なしの状態です。相手は強敵ですが、53キロの斤量は魅力ですし、決め手をフルに活かせると思いますよ」(厩舎関係者)
過去に3歳牝馬はジェンティルドンナ、アーモンドアイが優勝。デニムアンドルビー、カレンブーケドールも2着に好走していることからも、53キロの斤量は有利と見ていいだろう。だが、オークス(G1)のように前が空かない展開になった場合、今回の相手ではそう簡単にリカバーできないはずだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新- ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
関連記事
JRAジャパンC(G1)C.ルメール「不可解騎乗」が実を結ぶ!? 国枝栄「ルメさんにお任せ」アーモンドアイを“全権委任”の真相
JRA武豊「空気を読めない男と言われたい」ジャパンC(G1)ワールドプレミアで大金星狙うも不吉なデータ……。30年ぶりの「屈辱」再びの危機も
JRAジャパンC(G1)デアリングタクトに東京2400mの洗礼再び!? 松山弘平「鬼門」コースで「試運転」わずか2回……
JRAジャパンCに挑んだ「三冠馬7頭」の全記録で確信!? 今年もっともチャンスがあるのはデアリングタクト
JRAジャパンC過去20年「3強対決」の行方。意外な結果で見えたアーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクトの結末は?