JRAチャンピオンズC(G1)武豊×インティは逃げない? カフェファラオの状態は前走よりも……!? ゴールドドリームは和田竜二のほうが? 関係者『マル秘裏ネタ』で見えてくる打倒クリソベリルの野望!!
古豪ゴールドドリーム(牡7、栗東・平田修厩舎)は和田竜二騎手と初タッグを結成し、チャンピオンズCを迎える。
今年引退するはずだったものの、一転して現役続行。だがサウジC6着、平安S(G3)3着、マイルCS南部杯6着と昨年まで見せた安定感は失われつつあるようだ。
「稽古では以前と遜色ない動きを見せていますけど、年齢を重ねたので反応が鈍くなっているみたいです。前走のように速い時計だと厳しいですね。その点がわかっているから、ルメール騎手もカフェファラオを選択したようです。
ただ1戦叩いたことで上積みは十分。また陣営は『ルメールは残念だったけど、和田騎手が確保できたのはありがたい』と明かし、『今のこの馬には最後まで諦めずに追ってくれる和田騎手方がむしろ合うだろう。ロスなく立ち回れば……』と意欲を見せていました」(栗東関係者B)
枠も1枠2番と好枠をゲット。運も味方に付け始めた!?
今年安定感のある走りを見せているサンライズノヴァ(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)だが、今回は分が悪そうだ。
今年はフェブラリーS、かしわ記念(G1)をともに3着。その後も、プロキオンS(G3)を優勝し、マイルCS南部杯こそ4着と後れを取ったものの、チャンピオンズCの前哨戦である武蔵野S(G3)をきっちりと勝利。G1・2勝目に向けて仕上げて来たように思える。
「前走は斤量を背負いながらも完勝。好転したきっかけは、吉原寛人騎手が乗って勝った1年前のマイル南部杯だといいます。スタッフは『あれから馬の気持ちが前向きになり、ゲートの出がマシになったことが大きい』と教えてくれました。
今回も期待したところですが、条件替わりが問題。後ろから競馬を展開するタイプだけに『ただでさえ前が圧倒的に有利な中京コースだから……』と弱気。さらに『器用さがないからコーナー4つも課題。距離もベストはマイルなので、よほど展開が向かないと厳しいかな』と不安気でした」(競馬誌ライター)
ここは割り引いて考えるべきか。
クリソベリルが連覇を飾るのか。はたまたライバルがそれにストップを掛けるのか。秋のダート王決定戦・チャンピオンズCは6日15時30分発走だ。