JRA朝日杯FS(G1)直前! 競馬記者“禁断”座談会決行!! 武豊×ドゥラモンド、デムーロ×スーパーホープに熱視線!? 2歳王者決定戦の意外すぎる狙い目は……

 20日(日)に阪神競馬場で朝日杯FS(G1)が開催される。来年のクラシック戦線を占う意味でも重要な意味を持つレースだ。今回はその大一番を前に、競馬記者たちが集結。それぞれの注目馬を語ってもらった(※取材はオンラインツールを使って行いました)。

記者A今週末はいよいよ朝日杯FS。素質あふれる2歳馬が集結したね。マイルで連続レコード勝ちしているレッドベルオーブが有力視されているけども、これ以外に注目している馬はいる?

 

記者B:ドゥラモンド(牡2、美浦・手塚貴久厩舎)ですかね。稽古でもしっかりとした動きを見せてくれました。前2戦は出遅れるなど、ゲートに難を抱えていましたが、練習を重ねて駐立も確認できるようになっているのだとか。ポンと出てポジションを取れば、上位争いは必至でしょう。

 

記者C:鞍上は武豊騎手。今回負けたら朝日杯FS、21連敗。本人も毎年この時期になると、その話題が取り上げられるので辟易しているようです。そろそろスカッとしたいところでしょうね。気合い十分だと思います。

 

記者A:気合いといえば、スーパーホープ(牡2、栗東・藤岡健一厩舎)の陣営がすごかったな。1週前の坂路も、今週のコースでもいい動きを見せていた。スタッフは『まだ馬体に成長の余地は残していますが、現状でもライバルと力の差はないと思います』と自信満々だったよ。

 

記者C:デイリー杯2歳Sがレッドベルオーブの3着。今回は川田騎手からデムーロ騎手に乗り替わりですね。これはデムーロ騎手が燃えるシチュエーションですよ。

 

記者B:こらっ、あんまりそういうこと言わないの。この舞台でも力を発揮できそうな2頭とは違い、モントライゼ(牡2、栗東・松永幹夫厩舎)はちょっと厳しいかな。

 

記者A:これまで4戦して、そのうち3戦が1200m。馬体を見る限り、短距離向きだよね。前回の1400m戦である京王杯2歳Sはルメール騎手がポジション、コース取りも完璧なレースをして勝利したけど、それで2着のロードマックスとはクビ差。やっぱりマイルは適性距離よりも長すぎる気がするね。

 

記者C:ただルメール騎手が継続騎乗するのはプラスですよ。適性外の距離だと思いますが、持たせるためになにかしらの工夫をしてくるはず。

 

記者B:ルメール・マジックに期待、か。そういえば、フランケル産駒のグレナディアガーズ(牡2、栗東・中内田充正厩舎)も距離が長いでしょうね。

 

記者A:3戦目となった前走は阪神開幕週の1400m戦。川田騎手を背に、2着に3馬身差を付けて完勝した。

 ただこれまでの競馬を見ていると、うるさい一面を持っているみたいだ。スタッフも『デビュー戦はまったくガマンが効かなかった』と話してたよ。精神面が成長すれば、落ち着くかもしれないけど、現状では外回りのマイルだと我慢できないんじゃないかな。

 

記者C:川田騎手の今年初G1勝利は厳しいかもしれないですね。

 

記者A:勝負はフタを開けてみなければわかんないけどね。そういう君は?

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