GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察スペシャル】ビッグアーサー  > 4ページ目
NEW

【徹底考察スペシャル】香港スプリント(G1) ビッグアーサー「『最低の騎乗』といわれる前走の本当の敗因とは?世界のR.ムーア騎手を背に言い訳の効かない一戦に挑む」

【この記事のキーワード】, ,

 それに加えて、前哨戦のセントウルSをキャリア初の逃げで勝ってしまったことも結果的には大きく作用した。レース中に掛かり気味なった一因の可能性も存在するが、それ以上に福永騎手に「引っ掛かるかもしれない」という心理をもたらせたことが大きいように思える。

 それが結果的に、先頭集団で競馬するのが予測された「ソルヴェイグの後ろ」に「可能な限り早く入れたい」という福永騎手の作戦に繋がったのだろう。
 
 事実、レースの前半ずっと掛かり気味だったビッグアーサーは、執拗にソルヴェイグを壁にして競馬をしている。本来なら、ハナに立つことが濃厚で「最高の壁」となるミッキーアイルの後ろに付けた方がより前目で競馬できただろうが、向こうは8枠15番。1枠1番の馬が”到着”を待っている暇がなかったということだろう。

 だが、それが結果的に3列目での競馬を強いられることに繋がり、あの直線での”悲劇”につながるわけである。

 無論、結果論からすれば福永騎手の騎乗は「最低」といえるものだった。だが、その背景には厳しい状況の中で最善の判断を取り行った形跡が確かに存在している。

 したがってむしろ、福永騎手が自身の騎乗が「最低だった」と認めているのは、最後の直線で進路を失うに至るまでも然ることながら、そこから脱出する際にビッグアーサーを躓かせてしまったことだろう。

 レースの勝敗が決するラスト150m。『考察』でも述べた通り、進路を探し求めて外からさらに内へ切り込んだビッグアーサーは、ようやくそれを見つけている。だが、そこで馬が躓いて大きく後退。12着という悲惨な結果となった。

 一見「不運」に見えるが、実はビッグアーサーが躓いたのは馬場ではなく、前を走っていたネロの後脚である。

【徹底考察スペシャル】香港スプリント(G1) ビッグアーサー「『最低の騎乗』といわれる前走の本当の敗因とは?世界のR.ムーア騎手を背に言い訳の効かない一戦に挑む」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 元JRA藤田伸二氏「勝ちにいってない」のに武豊の代打・池添謙一に賛辞を送った理由。メイケイエール“アドバイス通り”のレースぶりにご満悦?
  2. 大魔神・佐々木主浩氏「悲願」日本ダービー制覇へ大前進!? 超良血馬が有力候補に
  3. M.デムーロ「トホホ」な小倉遠征…加害者となった1時間後に被害者へ
  4. JRA武豊「争奪戦」激化は必至!? 朝日杯FS(G1)キーファーズVSウマ娘オーナーで明暗、記念すべきG1初挑戦はドウデュースの7着
  5. 「警報級大雨のち傘マーク」はドウデュースに試練? 「重馬場濃厚」の宝塚記念(G1)で注目したい道悪巧者
  6. 武豊と有馬記念を振り返る。ドウデュースのラストラン勝つための条件、オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックに続く伝説となるか?
  7. 「大穴男」江田照男が「”舞台”移籍」!? 「重賞クラッシャー」から「初物大好き」で変わらぬ輝き
  8. 競馬メディア【編集&ライター募集】正社員登用前提! 在宅テレワークOK
  9. JRA 「重賞より速い勝ち時計」 超ハイペース楽々逃げで重賞馬全妹が鮮烈デビュー! 先週に続きダイワメジャー産駒大物登場!
  10. JRA 開始早々「91%」が散ったWIN5! “確勝”といわれた重賞級の期待馬はなぜ敗れたのか、横山武史が危惧していた「弱点」とは