GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察スペシャル】ビッグアーサー  > 5ページ目
NEW

【徹底考察スペシャル】香港スプリント(G1) ビッグアーサー「『最低の騎乗』といわれる前走の本当の敗因とは?世界のR.ムーア騎手を背に言い訳の効かない一戦に挑む」

【この記事のキーワード】, ,

 これは福永騎手が馬間を測り間違えたことが原因であり、一歩間違えればネロや本馬の落馬など大きな事故に繋がっていた可能性も否めない。福永騎手のレベルでは、あってはならない重大なミスだった。

 以上が前走の敗因分析だが、その上で今回の香港スプリントはどうか。

 ビッグアーサーが現在の日本のスプリント界で飛び抜けた存在であることは、スプリンターズSの内容からも間違いないだろう。

 確かに、結果的には馬群に詰まって12着大敗と能力の判断は難しい。だが、最後の直線であれだけ左右に動けたのは、本馬の手応えが突出していた証でもある。仮に手応えに余裕がなければ、後ろの馬の進路を塞いでしまう可能性が大きく、あれだけのアクションは起こせなかったからだ。

 したがって、まともに走れてさえいれば春秋スプリント王になっていた可能性は充分にあったといえる。

 ただし、それはあくまで「日本」での話となり、その力が香港で通用するのかは走ってみなければわからない部分が大きい。ましてや今回は初の海外遠征だ。順調に調整されているようだが、ほぼ毎年1分8秒台後半で決着している沙田(シャティン)競馬場の馬場適性には不安が残る。

 まったくダメという可能性は低いものの、高松宮記念の走りやオパールSの圧勝劇を見る限り、時計の出る速い馬場の方がこの馬の真価が発揮される可能性が高いことも確かだ。

 繰り返しになるが、ビッグアーサーが現在の日本のスプリント界を代表する存在であることは間違いないだろう。その上で、その力が世界に通用するのか。ムーア騎手という文句の付けようのないパートナーを得た以上、言い訳の効かない興味深い一戦になりそうだ。
(監修=下田照雄(栗東担当))

【徹底考察スペシャル】香港スプリント(G1) ビッグアーサー「『最低の騎乗』といわれる前走の本当の敗因とは?世界のR.ムーア騎手を背に言い訳の効かない一戦に挑む」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 元JRA藤田伸二氏「勝ちにいってない」のに武豊の代打・池添謙一に賛辞を送った理由。メイケイエール“アドバイス通り”のレースぶりにご満悦?
  2. 大魔神・佐々木主浩氏「悲願」日本ダービー制覇へ大前進!? 超良血馬が有力候補に
  3. M.デムーロ「トホホ」な小倉遠征…加害者となった1時間後に被害者へ
  4. JRA武豊「争奪戦」激化は必至!? 朝日杯FS(G1)キーファーズVSウマ娘オーナーで明暗、記念すべきG1初挑戦はドウデュースの7着
  5. 「警報級大雨のち傘マーク」はドウデュースに試練? 「重馬場濃厚」の宝塚記念(G1)で注目したい道悪巧者
  6. 武豊と有馬記念を振り返る。ドウデュースのラストラン勝つための条件、オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックに続く伝説となるか?
  7. 「大穴男」江田照男が「”舞台”移籍」!? 「重賞クラッシャー」から「初物大好き」で変わらぬ輝き
  8. 競馬メディア【編集&ライター募集】正社員登用前提! 在宅テレワークOK
  9. JRA 「重賞より速い勝ち時計」 超ハイペース楽々逃げで重賞馬全妹が鮮烈デビュー! 先週に続きダイワメジャー産駒大物登場!
  10. JRA 開始早々「91%」が散ったWIN5! “確勝”といわれた重賞級の期待馬はなぜ敗れたのか、横山武史が危惧していた「弱点」とは