JRA京成杯(G3)「激走必至」タイムトゥヘヴンはダノンザキッド以上!? M.デムーロ不振脱出の救世主となるか…… アーモンドアイ縁の桜花賞から「伝説」誕生の予感
京成杯では新たにM.デムーロ騎手とコンビを組むことになった。かつてはC.ルメール騎手以上に大舞台で活躍したデムーロ騎手も、近年は不振に喘ぎスランプに陥っている。好結果を残した北村友騎手からの乗り替りはプラスとはならない可能性もあるが、ここで結果を残して現状脱却に繋げたい。
勝利を後押ししてくれそうなのは、母キストゥヘヴンが桜花賞で破った相手から多数の名馬が誕生していることである。
このレースの5着シェルズレイからは17年のCBC賞馬シャイニングレイ、5戦無敗でチャレンジCを制したレイパパレが誕生。16着ダイワパッションは18年の皐月賞を優勝、日本ダービーでも2着に入ったエポカドーロを出した。ラッシュライフも産駒から重賞勝ち馬を出した。
そして極めつけは14着フサイチパンドラだろう。同馬は9冠馬アーモンドアイの母としても有名になったが、自身も06年のエリザベス女王杯を優勝した名牝だった。
となると、勝ち馬であるキストゥヘヴンとしても敗れた馬に負けてはいられない。タイムトゥヘヴンが活躍することで、伝説の桜花賞に花を添えたいところだ。