GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察SP】ネオリアリズム  > 2ページ目
NEW

【徹底考察スペシャル】香港マイル(G1) ネオリアリズム「再びR.ムーア確保でG1初制覇の舞台は整った!常識を覆した前走からのあまりに大きな『上積み』とは」

【この記事のキーワード】, ,

 ただ、この時点でネオリアリズムからすれば、キャリア初の逃げとなった前走の札幌記念よりも1.2秒も速いペース。まず、このような状況で2番手を確保できたことに驚きだが、それ以上にそこまで強引に出して行って、それでも前に馬を置くことなく折り合いをつけてしまうR.ムーア騎手の手腕には驚愕さえ覚えざるを得ない。

 1000mの通過の57.5秒はもちろん決して楽なペースではないが、それでもミッキーアイルにとっては56.7秒から玉砕した2年前のマイルCSに比べれば、随分とまだ希望の持てるペースだったことは間違いない。スプリント戦なので単純な比較はできないが、それでも前走の1000m通過は55.8秒だった。

 ただ、非常に残念なことに、ミッキーアイルにとっては大きな遺恨を生み出すレースとなってしまった。

 最後の直線の入り口で、迫り来るネオリアリズムに1馬身のリードを作ったミッキーアイル。3番手以下には2馬身以上のリードがあった。残り200mを切るまでは、完全に2頭のマッチレース。

 一瞬、ネオリアリズムが交わしかけるが、再びミッキーアイルが盛り返す。一見ネオリアリズムの脚が上がったようにも見えたが、実はミッキーアイルが大きく外側に斜行しネオリアリズムの走行の邪魔をしてしまっていたことが原因だった。

 さらにネオリアリズムが大きく外側へ押しやられたことで、玉突き的な事故が発生。直後を走っていたサトノアラジンやダノンシャークの進路が遮られると、ディサイファに至っては落馬寸前の大きな不利があった。

【徹底考察スペシャル】香港マイル(G1) ネオリアリズム「再びR.ムーア確保でG1初制覇の舞台は整った!常識を覆した前走からのあまりに大きな『上積み』とは」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!