JRAキセキ全妹で“ビッグ”チャンスも「危険運転」反省なし!? デビュー4年目「若手騎手」に求められるのは「気性」改善か
「一昨年の11月30日、中京競馬場で行われた長良川特別(1勝クラス)で斜行し騎乗停止となった西村淳騎手ですが、他にも危ない騎乗が目立ち先輩騎手たちからもよく注意を受けていたんですよね。その時も『いつかやると思っていた』なんて声も多数上がっていましたし、『少しは反省してるかな?』と思ったのですが……。
昨年は短期間に同様の不注意騎乗を繰り返し続けて騎乗停止を受けるなど、騎乗ぶりは相変わらず。今年も順調な西村淳騎手ですが、いつか関係者に見捨てられないか心配なところですね」(競馬記者)
昨年の8月8日の新潟8R(1勝クラス)で西村淳騎手の騎乗したコマノウインクルが内側に斜行し他馬の進路を妨害。同年5月10日にも不注意騎乗のあった西村淳騎手は、16日間の騎乗停止を受けている。
2019年、騎手制裁点「58」でトップとなってしまった西村淳騎手は、昨年も「56」で2位。このまま危険な騎乗が続くようだと、関係者の信頼も失いかねない。
また、一昨年の騎乗停止の際には、自身の行動を省みるべきだと語るスタッフもいた。
「騎乗もそうですが、競馬関係者への対応もぶっきらぼうすぎるんですよ。記者たちの質問には小声で一言二言話して終わり。助手や厩務員に乗った感想を聞かれても『まだ馬ができてないですね。それだけだと思います』とピシャリ。周囲と良好な関係を築くために必要なコミュニケーション力が低いみたいです。
特にレース後などは感情のコントロールが難しいんですかね。それで周囲からは『何様なんだ?』なんて言われるなど、誤解されることもしばしば。もう少し上手に立ち回れればいいんですけど」(同)
減量のない今年も昨年以上のペースで勝ち星を量産している西村淳騎手だが、まだ年齢もハタチを過ぎたばかり。“ビッグ”なチャンスを活かせるかは、今後を見据えた「精神的」成長にかかっているのかもしれない。