武豊の「悪夢」が抽選突破!『JRA全G1制覇』が懸かる天才騎手が「最も警戒すべき」は怪物の娘ではなく「空気が読めない」あの男!?
15日、今週末に開催される朝日杯フューチュリティS(G1)の出走メンバーが確定。角居勝彦厩舎の1戦1勝馬クリアザトラックが見事4/7の抽選を突破して、2歳王者決定戦の出走権を得た。
それは同時に『JRA全G1制覇』の大記録が懸かる武豊騎手にとって「最も警戒すべき相手」が出走してくることを意味しているのかもしれない。
ボレアス、マウントシャスタ、カミノタサハラ、ベルキャニオン、そして昨年のチューリップ賞(G3)3着し桜花賞にも出走したラベンダーヴァレイ。ディープインパクトが配合された兄弟は尽く「重賞級」の有力馬に成長しているハイアベレージな一族なだけに、良血馬のクリアザトラックに懸かる期待も必然的に大きなものになる。
11月に京都で行なわれたデビュー戦(芝1600m)では、単勝1.5倍の圧倒的な1番人気に推された本馬。1000mが61.9秒という新馬戦としてはまずまずの流れを2番手で追走し、メンバー最速の上がりであっさりと抜け出して快勝した。
騎乗したM.デムーロ騎手も「走るね。距離はこれくらいが良さそう」とマイラーとしての高い素質を絶賛している
だが、これくらいの素質馬はG1の朝日杯FSとなれば集まって当然だろう。『JRA全G1制覇』のために何としても1着が欲しい武豊騎手にとって、最も警戒すべき相手は、やはり1番人気が濃厚な”怪物の娘”ミスエルテではないのか……。