GJ > 競馬ニュース > コントレイルは「早熟」苦戦必至!?  > 3ページ目
NEW

JRA大阪杯(G1)コントレイルは「早熟」苦戦必至!? ディープインパクト産駒と、ノースヒルズ所属馬の意外な傾向とは

★ジャパンカップ2着馬の呪い

 上記のディープインパクトとノースヒルズは、同馬が早熟かどうかに大きく関係している部分だが、興味深い点として「ジャパンカップ2着の呪い」についても触れておこう。

 1986年以降、外国馬を除き前走ジャパンCで2着だった馬で、次走で勝利したのはハーツクライとオルフェーヴルの2頭のみ。日本馬はことごとく次走で敗退しており、その中にはオグリキャップ、テイエムオペラオー、エアグルーヴ、ジャスタウェイ、ブエナビスタ、ヒシアマゾンなどの名馬も含まれている。すでに名馬の域に達したコントレイルとはいえ、歴史が示す傾向に嵌まってしまえば、ここも黄色信号が点滅する。

 ちなみに昨年のジャパンCで3着だったデアリングタクトは金鯱賞で2着、4着だったカレンブーケドールは日経賞で2着、5着だったグローリーヴェイズは金鯱賞で4着と、あのレースの上位馬は復帰戦ですべて未勝利。これも嫌な流れだ。

 以上のようにコントレイルはその実績は抜けているものの、実は超えなければならない「壁」がいくつもある。歴史に残る名馬となるためにも、ぜひ乗り越えてほしいところだ。

JRA大阪杯(G1)コントレイルは「早熟」苦戦必至!? ディープインパクト産駒と、ノースヒルズ所属馬の意外な傾向とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
  4. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
  5. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛