JRAダノンキングリー「屈辱」コメントでグランアレグリアのプライド崩壊!? 安田記念(G1)前走「最下位馬」に偉業阻止された女王の誤算、絶対に負けられない秋のリベンジマッチ
グランアレグリア陣営は秋の天皇賞制覇が今年の最大目標。そして、マイルの安田記念で初G1勝利を決めたダノンキングリーは、日本ダービー(G1)で2着に入っているように、距離の融通は利くタイプ。マイルから2000m辺りが適性だろう。
そのため、2頭が秋に歩むローテーションは、再戦によるリベンジマッチが濃厚と考えられる。
ダノンキングリーが昨年、最下位に終わった秋の盾で再び女王の前に立ちはだかることになるのか。それともグランアレグリアがリベンジマッチで今度こそ最強を証明してみせるのか。
いずれにしても我々競馬ファンからすれば、新たな楽しみが増えたことを歓迎したいところである。
(文=高城陽)
<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。