隠れた出世レース・節分Sを「全頭ごぼう抜き」したグレーターロンドンはすでに重賞級!?血統背景、圧巻のレース内容以外に素質を裏付けるある「指標」とは…
昨年は、後に重賞2勝を飾るマジックタイムが優勝。2015年にはカフェブリリアントが、その前にはケイアイエレガントが、いずれもここをステップに重賞戦線へ名乗りを上げており、隠れた出世レースとしての地位が徐々に定着しつつあるようです。そのような背景を考えれば、重賞を勝つ力が備わっていることは、ほとんど確実ではないでしょうか」(競馬記者)
春の飛躍へ向けて最高のスタートを切ったグレーターロンドン。次走の予定はまだ明かされていないが、仮にマイル路線を歩むとするのであれば、4月の中山マイルで行われるダービー卿チャレンジT(G3)か、あるいは輸送を経験させる意味で京都のマイラーズC(G2)あたりが有力。中距離にも実績があるだけに、中山記念や金鯱賞を使ってくるパターンも考えられる。
もちろん、着実にオープン戦で賞金を加算してくる可能性もあるだろう。どのようなローテーションが組まれるにせよ、今後の活躍には注目したいところだ。