JRA 福永祐一「申し訳ないです」本人も認めた致命的判断ミス、“自業自得”の「前が壁」にファンから非難轟々!?


 福永騎手には17年のスプリンターズS(G1)で1番人気のビッグアーサーに騎乗した際、今回同様に前が塞がったことが原因で大敗。このときの実況アナウンサーが「ビッグアーサー前が壁」と、アナウンスしたことを面白がるファンもいた。そういった過去の経緯もあって、今回の作戦ミスも「伝統芸」と揶揄されたのかもしれない。

 ある意味では“自業自得の”敗戦に福永騎手はレース後、「判断ミスです。まっすぐ外に行っていれば良かったのですが……。申し訳ないです」と、自身の非を認めるコメントを残した。

 決して意図的ではなかったにしても、ネット上のファンが荒れるミスを犯してしまった福永騎手だが、ミスをしても認めない騎手もいる中、素直に謝罪できるところも、多くのファンに支持される福永騎手の人柄のよさともいえる。

 次走以降、キャロライナリーパへ再び騎乗する機会があれば、今回の反省を活かして、トップジョッキーらしい華麗な騎乗で勝利に導いてくれることに期待したい。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

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