GJ > 競馬ニュース > 皐月賞「三強」の現状と課題  > 2ページ目
NEW

皐月賞「三強」は幻だったのか……日本ダービー(G1)へ向けて、浮かび上がる「現状」と「課題」

【この記事のキーワード】, ,

下田:いえ、そうではなく、最大の敗因はマカヒキが弥生賞(G2)で強い勝ち方をしたせいでしょう。トライアルを勝ったのに敗因とは変な話ですが、それで川田騎手を含めたマカヒキの陣営が「この馬は後方から末脚勝負に徹した時が最大限に強い」と判断したことが結果的には不味かった。もちろん、それが現状のマカヒキにとってベストなのかもしれませんが、中山の皐月賞では、それが仇になったということではないでしょうか。

記者:確かにマカヒキは、新馬戦や若駒Sでは中団から競馬していますね。では、日本ダービーに向けてはいかがですか。

下田:多くの皆さんが感じていらっしゃるように「向いている」と思います。今年こそディープインパクト産駒が1~3着を独占しましたが、それまで勝利がなかったように父を含めて、あまり皐月賞は得意な血統ではありませんでした。しかし、その一方で日本ダービーには、キズナやディープブリランテといった勝ち馬を送り出している得意な舞台です。そのストライドから父の生き写しのように言われているマカヒキなら、なおさらでしょうね。

記者:なるほど。もっと聞きたいところですが、残りはダービーの【徹底考察】を期待させて頂きます。では、次に3着だったサトノダイヤモンドをお願いできますか。皐月賞では不利を受けていましたが、それがなくとも完敗だったように見えました。

下田:確かに勝ち馬にから2馬身以上離されて、3着とはいえ完敗に見えますね。ただ、サトノダイヤモンドにとってあの不利は「見た目以上に痛かった」と思いますよ。

記者:どちらかと言えば、被害はエアスピネルの方が大きいように見えましたが。

下田:その通りですが、サトノダイヤモンドは「排気量の大きな車」のようなタイプの馬です。MAXスピードは速いですが、そこに至るまでが遅い。つまり一瞬のキレで勝負するのではなく、じわじわと加速し続けるタイプ。そんな馬なので、例えちょっとした不利でも一度スピードを緩めてしまえば、立て直すのに時間が掛かります。それが皐月賞で本来の伸びを欠いた大きな原因だと思っています。あと「+6kg」という数字が示す通り、陣営の目標はあくまで日本ダービーなのでしょう。

記者:なるほど、立ち上がりの遅い大型車みたいなものですか。では、ダービーに向けてはどうですか。

皐月賞「三強」は幻だったのか……日本ダービー(G1)へ向けて、浮かび上がる「現状」と「課題」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【ユニコーンS(G3)予想】人気のペリエールは押さえまで! 近走不振で人気を落としている実力馬を狙う
  2. 史上空前“アナ泣かせ”の珍名馬がSNSで話題沸騰! 「ナナナナナイロ」との対戦は実現するか
  3. シンボリ、メジロ…かつての名門の血を受け継ぐ希少な存在、ライスシャワーやオルフェーヴルも出走した出世レースで注目したいあの馬
  4. JRA C.ルメール「54万馬券」級ぶっ飛びの大波乱! 大本命スタニングスターにのしかかるフランケル牝馬の決定的弱点
  5. JRAデアリングタクト世代「52戦0勝」の衝撃…日本最高・種付料1800万円エピファネイア「バブル」崩壊で、エフフォーリア復活にも暗雲
  6. 「4勝5敗」の大本命は意外にもオークスが苦手? アドマイヤグルーヴ、ダンスインザムード、ハープスターも不覚…裏切った馬に共通する敗因とは
  7. エスコーラ「川田不在」で2年半ぶり敗戦…同じ競馬場にいながら噂の大器に乗れなかった理由
  8. JRAエリザベス女王杯(G1)横山典弘ノームコア「悲劇の前ポツン」16着大敗にブーイングの嵐!?「思い描いたレースはできた」天才ジョッキーの“奇策”に悲鳴
  9. 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
  10. 「ダイワ」で知られる名門の2世がロケットスタートに成功!快進撃の裏に堀宣行厩舎と疎遠になったアノ騎手の存在