真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.14 10:29

フェブラリーS(G1)制覇に向けカフジテイクが「伝説級」の豪脚に磨き!悲願の頂点獲りに福永祐一騎手が残して行った「ツケ」とは
監修=下田照雄(栗東担当)
その点で、過去5年のフェブラリーSで後ろ(第4コーナーで10番手以下)が馬券圏内に届いたケースは2016年、2014年、2013年、2012年と追い込みが利く傾向がある一方、1着まで届いたのはテスタマッタが勝った2012年の1度だけとなる。
また、逆に2番人気ワイドバッハ(6着)、4番人気ローマンレジェンド(5着)など追い込み勢が完封された2015年のような流れになると、いよいよカフジテイクの出番はなくなる。その”目安”となるのが下記の一覧だ。

上記の通り、追い込み勢が馬券圏内に届いた過去4年は、トップクラスのスプリント実績を持ったスピード馬がしっかりと流れを作っていた事実が存在する。しかし、この2017年は追い込み勢が壊滅した2015年以上に、スピードのある逃げ馬が不作のメンバー構成となっている。
まず登録馬の中にスプリント戦をこなせる逃げ馬が見当たらない。場合によってはマイルどころか、中距離を主戦場にしてきた逃げ馬ケイティブレイブが主導権を握る可能性も否めないだろう。
コパノリッキーやニシケンモノノフなどスピードのある先行勢が、どこまで先手を主張するかによって多少の変化は見込めるだろうが、いずれにせよカフジテイクにとって厳しい流れになる可能性は高い。
「もう少し前の位置で競馬が出来れば良かったのですが、結果的にあの位置から、いつもの競馬になりました。その辺りは今後修正していきたいと思います」
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬