真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.09 19:14
JRAではあり得ない!? イタリアで名馬が「誘拐」され大騒ぎも、欧州では「歴史的名馬」が誘拐された過去が
編集部
1983年、アイルランドに生まれ、エプソムダービーを史上最大の10馬身差圧勝、他にも愛ダービー、キングジョージVI&QESを制し、歴史的名馬となったシャーガーが代表例だろう。
圧倒的な実績とパフォーマンス、当時の国際クラシフィケーションでも140ポンドという破格の評価をなされたシャーガーだったが、種牡馬入りして間もなく「誘拐」されてしまう。その際には犯人グループから7億円以上もの身代金が課せられ、拒否するとその後連絡は途絶え、シャーガーの行方は完全に不明になったという。
この出来事は当時の欧州競馬では衝撃的なものだったようで、1991年のエイプリルフールには「シャーガーは生きていた」と嘘の見出しを出した新聞が発売され、定番ネタにもなった。1999年にはシャーガーの名を冠した騎手招待競走のシャーガーカップが創設され、日本人騎手も毎年のように参加している。
今回の事件はシャーガーほどのインパクトはないかもしれないが、イタリア競馬にとっては大きな打撃だろう。少なくとも、JRAの競馬ではあり得ないことだろうが……。
PICK UP
Ranking
23:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
- JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 最強社台グループに「侍」が挑戦状!? 苦戦が続く馬産地・日高再興へ「ハナズ」のM.タバート氏が新1口馬主クラブ設立!
- JRA 社台ファームが空港建設の立ち退き!? 千葉から始まった伝説……社台グループ「サンデーサイレンス」を超える2つの歴史的僥倖とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
















