JRA桜花賞(G1)横山武史「0-0-0-21」でナミュール絶望か。土曜重賞「大出遅れ」終了にファンから心配の声…

 9日、中山競馬場で行われたニュージーランドT(G2)で、横山武史騎手の流れの悪さにファンから心配の声が集まっているようだ。

 5番人気アバンチュリエ(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)とのコンビでNHKマイルC(G1)の優先出走権をかけて臨んだ一戦。ゲート内でアバンチュリエは落ち着きを欠き、派手に立ち上がるシーンがあった。最後は何とか落ち着きようやくゲートが開いたが、案の定、大きく出遅れてしまう。

 無理せず最後方を追走した横山武騎手とアバンチュリエだが、道中では折り合いを欠くシーンも。結局スタートのロスが響き、ジャングロから1秒5差の9着に敗れ、権利獲りは失敗に終わってしまった。

「アバンチュリエは元々スタートに難があった馬ですが、横山武騎手に乗り替わった近2走は好スタートを決めていました。ところが肝心のトライアルで大きく出遅れ。出遅れは騎手のせいばかりではありませんが、さすがに今の流れの悪さを感じずにはいられませんね」(競馬記者)

 春のG1シリーズで2戦続けて1番人気を裏切っている横山武騎手。桜花賞(G1)を前日に控え、この騎乗を見たファンの不安は増幅しているようだ。

「メインレースの出遅れを見たらナミュールは買いたくなくなってきた」
「ナミュールも出遅れ癖があるから期待できない」
「この春は流れが悪すぎる……」

ナミュール 撮影:Ruriko.I

 やはり多くのファンの心配は、ナミュールとのコンビで桜花賞に臨む横山武騎手の“状態”だろう。それは前売りオッズにも微妙に表れているのかもしれない。

 前日最終オッズ(9日17時30分時点)は3.0倍の1番人気という支持を受けたナミュール。戦前は1倍台も予想されていただけに、ファンの不安は決して小さくないようだ。それほど横山武騎手のこの春の流れは“最悪”で、大外18番という枠順もそれに追い打ちをかけている。

 さらに土曜日は中山で騎乗した横山武騎手だが、日曜日の阪神では桜花賞までに2鞍しか騎乗予定がない。しかも、芝コースを“試走”できるのは9Rの忘れな草賞(L)だけ。外回りコースは桜花賞がぶっつけということになる。土曜の傾向を見る限りは、やはり内枠が有利となりそうだ。本番までに映像を確認して、阪神芝の傾向は把握するものと思われるが“ハンデ”は小さくない。

 さらに阪神は今週からAコースからBコースに替わり、直線は3m、曲線部は4m外側に内柵が設置される。このコース替わりが、横山武騎手をさらに追い詰めることになるという。

「昨年ブレークした関東の若武者が大外枠からどんな競馬を見せてくれるか楽しみもありますが、やはり不安の方が大きいですね。横山武騎手は関東所属なので、阪神コースは決して乗り慣れていないためか、芝コースの通算成績は『3-1-2-36』と決して良くありません。また、AコースとBコースでも成績に大きな違いがあります」(同)

 実際に横山武騎手の阪神芝コース別成績を比べると、Aコース時が「3-1-2-15」、Bコース時が「0-0-0-21」だった。

 大外枠、そして嫌なジンクスがある阪神Bコースが舞台とあっては、この悪い流れを断ち切るのは容易ではなさそうだ。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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