JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
先週10日に函館競馬場で行われた5Rの2歳新馬(芝1800m)で初陣を飾ったブラストウェーブ(牡3、美浦・大竹正博厩舎)。血統的にも2018年の有馬記念(G1)を優勝したブラストワンピース(父ハービンジャー)の全弟という良血でもあり、次走に予定している札幌2歳S(G3)でも大きな注目を集めるだろう。
その一方、同馬を勝利へ導いた横山和生騎手は、意外なことにこれが6月から始まった函館開催の初勝利。タイトルホルダーとのコンビで天皇賞・春(G1)、宝塚記念(G1)を圧勝し、春G1を席捲していたイメージとは裏腹に北の大地では思わぬ苦戦を強いられていたようだ。
さすがに最近は本人もご機嫌斜めで、周りも連敗の話題に触れないようにしていたらしい。弟の武史騎手はなんだかんだで函館リーディングを独走する絶好調。兄弟で比較されることは避けられないにしても、「武史とは馬質が違い過ぎるよ……」と周囲に愚痴をこぼすこともあったようだ。
とはいえ、連敗をストップしたブラストウェーブは関東のクラシック候補で、本来は東京開催で川田将雅騎手とのコンビでデビュー予定だった馬。除外になった関係で函館デビューになったものの、以前の和生騎手なら任せてもらえなかった可能性もある。こうしてノーザンの期待馬を依頼されたということは、関係者からの評価が上がっている証拠だろう。
最愛のパートナーとなったタイトルホルダーにしても、コンビ結成当初は弟の“お下がり”をもらったという声も一部のファンから出ていたが、今となっては文句なしの名コンビといっていい。兄が秋の凱旋門賞(仏G1)で継続騎乗のお墨付きをもらっただけに、エフフォーリアを選んだ武史騎手としても心中複雑かもしれない。
また、昨年大ブレイクした武史騎手にスポットライトが当たる中で、地道に努力した結果が今春の快進撃へと繋がったことに間違いはないが、その裏には和生騎手を支えた“内助の功” もあったという。
「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚していた
関係者の間で噂にもなっているが、どうやら少し前に身を固めていたとのこと。お相手は関東の調教師の娘さんで、数年前には美人過ぎるバレットとしてテレビなどでも話題になっていた。
「2人とも父が競馬関係者で、同じトレセン育ちの上に同い年ということもあって昔から仲が良かったそうです。付き合い始めたのはブレイク直前の頃らしいですから好成績の原動力になったと思います。
そんな経緯もあってかなりの“あげまん”じゃないかと言われています(笑)。彼女も結婚を機に近々バレットを辞めて家庭に入るそうですよ。今後は和生騎手の全力サポートに徹して、秋には一緒に凱旋門賞に行く予定のようです」(競馬記者)
何しろ和生騎手の方がベタ惚れとのことだが、それも納得だ。周囲の関係者からも「笑顔の素敵な女性」と評判で、バレットの仕事を終えたら北海道に行くそうだ。和生騎手も函館初勝利を挙げて上り調子である。
モチベーションも違ってくる後半の北海道開催では、弟に負けない姿を見せてくれるに違いない。
(文=高城陽)
<著者プロフィール>
大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。