真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.09 15:56
【皐月賞(G1)展望】ファンディーナ「究極牝馬」参戦で風雲急を告げるクラシック初戦! カデナ、レイデオロら「脇役男子」の意地と誇りの激突!
編集部
この動きには『日刊スポーツ』の取材に応じた高野友和調教師も「理想通り」と納得。「もうやることはない」と極めて順調に調整されていることを強調している。一昨年のジャパンC(G1)で一流牡馬をなぎ倒したショウナンパンドラを手掛けた新鋭調教師が、再び牡馬相手に大仕事をやってのける。
そんな怪物牝馬の歴史的快挙を阻む牡馬1番手は、やはり王道トライアルの弥生賞(G2)を完勝したカデナ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎)か。
前走の弥生賞は1000m通過が63.2秒という超スローペースをまくり一閃。デビューから5戦連続で上がり最速を記録する自慢の末脚で突き抜けた。これで昨年11月の京都2歳S(G3)に続く重賞連勝。混戦牡馬のなか、頭一つ抜けた存在として本番に挑む。
栗東の坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン51.6秒、ラスト13.3秒というハードな内容。併せ馬にしっかりと先着する調教をこなした主戦・福永祐一騎手は「いい感じで来ている」と手応え。見守った中竹和也調教師も「前走より明らかにいい」と高い評価を与えている。万全の状態でクラシックに挑めそうだ。
ここ5年間で4頭の皐月賞馬を輩出している共同通信杯(G3)の覇者スワーヴリチャード(牡3歳、栗東・庄野靖志厩舎)が先輩たちに続けるか。
デビュー戦で出遅れて2着に敗れたものの、単勝1.1倍で未勝利戦を勝利。その後、東京スポーツ杯2歳S(G3)でも出遅れて、上がり最速ながら2着に敗れた。しかし、素質馬がそろった前走の共同通信杯では2馬身半差の完勝。好位から上がり最速の末脚で突き抜ける強い内容だった。
栗東のウッドコースで行われた1週前追い切りでは6ハロンを81.6秒、ラスト11.9秒と上々の動き。3頭併せ馬で最先着を果たしている。騎乗した主戦の四位洋文騎手は「順調」と満足気。ゴールドシップ、イスラボニータ、ディーマジェスティに続く連勝を狙う。
ファンディーナと同じ3戦3勝の無敗で挑むレイデオロ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だが、気になるのはその仕上がり具合だろう。
PICK UP
Ranking
11:30更新
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 競馬界に”2世騎手”たちが続々参入中! 息子たちは偉大なる父を超えることができるのか?
関連記事

ファンディーナ「無敗の皐月賞馬」の極めて高い壁。歴史的名馬だらけの「先達」たちのラインナップに驚愕

皐月賞(G1)に「波乱を呼ぶ男」参戦!『マツコ&有吉の怒り新党』で紹介の「伝説の大穴職人」が牡馬クラシック開幕戦に大波乱を巻き起こす!

怪物牝馬ファンディーナが皐月賞(G1)へ「牡馬挑戦」! 勝てば69年ぶりウオッカ級の大記録達成となるが、水面下からうかがえる陣営の「本気度」

サトノアレスがスプリングS(G2)からクラシックの主役を見据えて始動。未だベールに包まれた2歳王者の「実力」は

福永祐一騎手とカデナに「不安データ」?弥生賞を快勝したクラシック筆頭候補は本番・皐月賞だけでなく「向いてる」はずの日本ダービーも……















