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皐月賞スワーヴリチャードは本当に「安牌」? ゴルシ・イスラ・ドゥラ・ディーの「共通点」過去5年4勝・共同通信杯組の「明暗」を見抜く秘訣

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 サンデー系×Unbridled’s Songは非常に相性のいい配合で、これまでにもトーホウジャッカル(菊花賞)、ダノンプラチナ(朝日杯FS)などのG1馬も輩出。今後ハーツクライ産駒の活躍馬も、さらに増えていくかもしれない。

 エンジンのかかりが遅いため中山適性には疑問が残るが、血統的に2000mという距離は全く問題ない。折り合い面で進境が出れば日本ダービー、そして菊花賞に関してもまったく苦にしないだろう。5代までにクロスもなく、非常にバランスのとれた配合といえる。

≪結論≫

 過去5年間で4頭の皐月賞馬が出ているとはいえ、共同通信杯上位馬が皐月賞で活躍している具体的な根拠のようなもの(例えば弥生賞なら同舞台、スプリングSなら本番に近い流れになりやすいなど)は、何も見出せない。

 強いて挙げるのであればリアルスティール、ドゥラメンテを含め、皐月賞の勝ち馬はすべて共同通信杯で後続を1馬身以上離した完勝だった。だがそれは、近5年で唯一の”空振り”に終わったメイケイペガスターにも共通しているところだ。

 ただ、その明暗は「レース間隔」ではっきりわかれている。

 共同通信杯から皐月賞を勝ったゴールドシップ、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティは、すべて「共同通信杯から皐月賞へ直行」している。

 逆に敗れたリアルスティールはスプリングSを、メイケイペガスターも若葉Sを挟んでおり、「レース間隔」の面では明暗がはっきりと分かれているといえるだろう。またそこには共同通信杯2着からスプリングSを経由して、皐月賞で3着だったディープブリランテも含まれている。

 ただし、それで単純に「共同通信杯からの直行馬だから」という理由でスワーヴリチャードを中心視するのは、さすがに早計か。

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