宝塚記念(G1)は「超追い風」レインボーラインの一撃がキタサンブラックに襲い掛かる!? 先週「超好調」だったアノ騎手の存在も
25日に開催される夏のグランプリ宝塚記念(G1)。キタサンブラックの「断然1強」で迎えるビッグレース、すでにファンの間でも「負ける要素なし」の声すらも聞こえている。
いや、それでも何とか王者の弱点を見つけ…られそうにもないので、他の強豪馬の中から「打倒キタサン」を実現できそうな馬を探っていきたい。わずかな可能性だとしても……。
競馬場適性、血統、そして宝塚記念特有の「状況」から、今回は未完の大器レインボーライン(牡4 栗東・浅見厩舎)を推したいところだ。
レインボーラインの父は「Mr.グランプリ種牡馬」ステイゴールド。
ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップと、2010年代前半のグランプリはまさにステイゴールドのためにあるといっても過言ではなかった。この血統は何よりの追い風となるだろう。
ステイゴールドも同じ血族だからか、ここまで阪神は2戦2勝と相性はいい。当時出走していたのはマイルだったが、距離幅の広さはすでに証明済みだ。
そして何より、例年の宝塚記念の”馬場傾向”が同馬に向くのではという考えが大きい。
「現状、宝塚記念の前日は関西全域で曇り予想、当日は広い範囲で雨が予想されています。時期を考えても相当な湿気もあることが予想され、例年通り気候も馬場もタフなものとなるでしょう。