ヤマニンウルス「無傷」3連勝にC.ルメールも大絶賛!「過去最強レベル」3歳世代ダート馬たちの待ち遠しい直接対決

12日、京都8Rに行われた3歳以上2勝クラス(ダート1900m)は、注目のヤマニンウルス(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が単勝1.2倍の人気に応えて無傷の3連勝とした。
昨年8月の2歳新馬戦に今村聖奈騎手とのコンビで出走し、2着にJRA平地最大着差となる4秒3差をつけたことで一躍話題を集めることとなった同馬。武豊騎手の手綱で臨んだ2戦目の1勝クラスも6馬身差で圧勝。当初は引き続きレジェンドが騎乗する予定だったが、現在負傷中のため、今回は新たにC.ルメール騎手の手綱で臨んだ。
スタートから抜群のダッシュ力を見せたヤマニンウルスは道中、2番手を追走。ほとんど持ったままの手応えで直線楽々と抜け出すと、最後は後続に3馬身半差。約6ヶ月半の休み明け、プラス16キロもまったく問題にすることはなかった。
「デビュー戦から40キロ増となる576キロでパドックに登場してきたときには私も少しびっくりしましたが、早い話がこのクラスでも能力が違いすぎました。2戦目で騎乗した武豊騎手が『和製フライトラインになってほしい』と話していましたが、この結果を見ると少しずつですが現実味も帯びてきたかもしれません」(競馬誌ライター)
またしても圧巻の勝ちっぷりを見せたヤマニンウルスに対しては、レース後のSNSやネット掲示板でも「これは本当に怪物」「どこまで強くなるんだろう」「早く重賞やG1の舞台で見たい」といった絶賛のコメントが多く寄せられたのも当然だろう。
さらに「今年の3歳ダート馬レベル高すぎだろ」「過去最強なのでは」など、世代全体のレベルを高く評価する声も見られた。
「過去最強レベル」3歳世代ダート馬たちの待ち遠しい直接対決
今年の3歳ダート馬といえば、デルマソトガケがUAEダービー(G2)を制すと、続くケンタッキーダービー(G1)も6着に健闘。そして今月4日に開催されたブリーダーズCクラシック(G1)では2着に入る好走を見せ、日本馬として初の同レースで連に絡むとともに、日本ダート馬のレベルの高さも証明してみせた。
また国内でもミックファイアが、史上2頭目となる無敗で南関東クラシック三冠を達成。5日にもセラフィックコールが、無傷の5連勝でみやこS(G3)を制覇したばかりだ。
条件馬の中にもヤマニンウルスと同じくデビューから3戦無敗のオーサムリザルトや、砂に替わって3連勝中の牝馬サーマルソアリングなどもいる。確かに大豊作といっていいほど、ダートの大物が続々と出現している世代である。
「注目したいのが上記の馬たちがヤマニンウルスも含め、また一度も直接対決したことがないことですよね。これらの馬たちが果たしていつ、どのレースで激突することになるのか、いまから本当に待ち遠しい限りですよ」(同)
「すごくパワーがあるし、スタミナもある。いいダートホースになれる」
この日はメインのエリザベス女王杯(G1)を含め、5勝の固め打ちを見せたルメール騎手も、ヤマニンウルスの素質を大絶賛。管理する斉藤調教師に至っては「まだまだ成長段階。これからもっと良くなる」と、末恐ろしくなるようなコメントまで残している。
3歳秋にしてキャリア3戦となかなか順調に使えないヤマニンウルスだが、このまま無事に突き進んで同世代のライバルたちと激突してほしい。
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