GJ > 競馬ニュース > フランケル「購入」交渉!?  > 3ページ目
NEW

世界最強フランケル「購入」へ本格交渉!?「第2のソウルスターリング」誕生へ社台グループ総帥が渡英「お忍び」トップ会談開始?


 吉田照哉氏の明確な訪問理由は明らかにされていないが、Twitterに掲載された画像からも「フランケル絡み」である可能性は極めて高い。まず考えられるのは、やはりフランケルの購入、もしくは限定的な権利譲渡の交渉だろう。

 無論、フランケルの現役時代の活躍、初年度産駒から欧州でもある程度の成功を収めている事実からも、ジュドモントファームがそう簡単に手放すことは考えにくい。しかし、自ら交渉に赴いたのは、数々の不可能を可能にしてきた社台グループの”ドン”である。

 ましてや吉田照哉氏のフランケルへの思い入れは相当に強いはずだ。今回の行動も然ることながら、何よりも同産駒最大の成功例となるソウルスターリングを生み出したのは、他ならぬ吉田照哉氏本人だからだ。

 吉田照哉氏は2009年の仏オークス馬スタセリタを購入すると、現地で当時新種馬だったフランケルと交配。それを日本に持ち込んで生まれたのがソウルスターリングである。

 また今年、日本でデビューするフランケル産駒の目玉として注目されているのが、2011年の凱旋門賞(仏G1)を勝ったデインドリームとの世界的良血馬ソリッドドリーム(角居勝彦厩舎)だが、その全姉を所有しているのも吉田照哉氏だ。この事実からもフランケルに対する極めて大きな評価がうかがえる。

 今年のオークスをソウルスターリングが勝った際、「ああ、よかった」と胸をなでおろした吉田照哉氏。「世界トップの血統が日本で走る時代なんだね」と”先見の明”が結果として表れた瞬間に感慨深げな表情だったという。

 果たして「第2、第3のソウルスターリング誕生」に向け、21世紀最強馬フランケルの日本導入はあるのだろうか。いずれにせよ、それができるのは日本で吉田照哉氏ただ1人だろう。

世界最強フランケル「購入」へ本格交渉!?「第2のソウルスターリング」誕生へ社台グループ総帥が渡英「お忍び」トップ会談開始?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛