GJ > 競馬ニュース > 「海外も視野」名門・社台ファームが将来性を評価! 昨年話題を集めた新種牡馬の産駒「真打ち」が武豊鞍上でいよいよデビュー
NEW

「海外も視野」名門・社台ファームが将来性を評価! 昨年話題を集めた新種牡馬の産駒「真打ち」が武豊鞍上でいよいよデビュー

【この記事のキーワード】, ,
「海外も視野」名門・社台ファームが将来性を評価! 昨年話題を集めた新種牡馬の産駒「真打ち」が武豊鞍上でいよいよデビューの画像1
撮影:Ruriko.I

「日本で成績が出せれば、次の視野は海外になってくる」

 昨年3月に『テレ東競馬チャンネル』がYouTubeに投稿した動画内で、名門・社台ファームのスタッフがそう将来性を評価した1頭の若駒がいる。それがカルデア(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)である。

 同馬の父は「サンデーサイレンスの再来」とも言われ話題となった昨年の新種牡馬ブリックスアンドモルタル。母は仏オークス(G1)などG1・3勝を挙げた名牝サラフィナという期待の良血馬だ。

 デビューに向けて育成が進められていたカルデアは、先述の動画内で「社台ファームが今年期待する2歳馬(当時)」3頭のうちの1頭として採り上げられた逸材。ちなみに他の2頭が皐月賞馬ソールオリエンスの弟、菊花賞馬アスクビクターモアの妹というクラシックホースの下だったことからも、カルデアに対する期待の高さが窺えるだろう。

 2歳3月という時点で早くも「海外」というワードが飛び出したこともあり、SNSやネットの掲示板にはファンからも「これはめっちゃ楽しみ」「間違いなくクラシックを賑わせてくれそう」「鞍上は誰になるかな」といった期待のコメントが多く寄せられていた。

「カルデアを所有するのは一口馬主クラブのインゼルレーシングで募集価格は総額6000万円のようです。同馬は社台ファーム期待の1頭であると同時に、インゼル現3歳世代の『真打ち』のような存在であるとも言えるでしょう」(競馬誌ライター)

カルデアが武豊騎手とのコンビでいよいよデビュー

「海外も視野」名門・社台ファームが将来性を評価! 昨年話題を集めた新種牡馬の産駒「真打ち」が武豊鞍上でいよいよデビューの画像2
武豊騎手 撮影:Ruriko.I

 そんなカルデアが動画で紹介されてから約10ヶ月。21日の京都競馬場・芝1600mで行われる新馬戦でいよいよデビューを迎える。手綱を取るのはインゼルレーシングの主戦・武豊騎手だ。

 カルデアは昨年9月に一度入厩しており、1週間も経たずにゲート試験をクリア。管理する友道調教師によると普段から落ち着いた性格のようで、ゲート試験合格後はすぐにリフレッシュ放牧に出された。

 再入厩後、先週10日に行われた1週前追い切りでは、重賞2勝の実績を持つ僚馬サトノグランツと併せ馬を消化。14日の日経新春杯(G2)でも3着に好走した年長馬を相手に最後まで抜かさせない勝負根性を披露するなど、初陣に向けて順調に調整されているとみてよさそうだ。

 レジェンド・武豊騎手を背についにベールを脱ぐカルデア。冒頭の社台ファーム関係者の言葉通り、ゆくゆくは海外を視野に入れるためにも、まずはデビュー戦での走りに大いに注目したい。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

「海外も視野」名門・社台ファームが将来性を評価! 昨年話題を集めた新種牡馬の産駒「真打ち」が武豊鞍上でいよいよデビューのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛