![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
武豊と初勝利のキタサンブラック弟に早くも「種牡馬入り」を望む声!? ドゥラメンテの血を継ぐ魅力的血統背景…半兄は「中央未勝利」でスタッドイン
![武豊と初勝利のキタサンブラック弟に早くも「種牡馬入り」を望む声!? ドゥラメンテの血を継ぐ魅力的血統背景…半兄は「中央未勝利」でスタッドインの画像1](/wp-content/uploads/2021/12/Ruriko.I_20211219_takeyutaka_188.jpeg)
24日の阪神5Rに行われた芝2000mの未勝利戦。ここで初勝利を飾ったのが、G1・7勝の名馬キタサンブラックを半兄に持つ良血シュガークン(牡3歳、栗東・清水久詞厩舎)だ。
手綱を取ったのは兄の主戦でもあり、2着だった前走のデビュー戦でも騎乗した武豊騎手。スタートを決めて道中は5番手付近に付けると、4コーナーで外から進出し直線入り口で早くも先頭に立つ盤石のレース運び。ゴール前はほとんど流す余裕を見せながら2着に1馬身1/4差をつけた。
単勝1.9倍の人気に応える完勝ぶりに武豊騎手も、「2戦目で馬もよくなっていたし、距離が延びてレースもしやすかった。能力はかなりあると思います」と太鼓判を押したのだから、この先が非常に楽しみである。
「阪神の芝2000mで好位から横綱相撲で押し切ったこともあり、一瞬でしたが兄キタサンブラックの大阪杯(G1)での走りも彷彿とさせましたよ。父はブラックタイドからドゥラメンテに替わっていますが、兄と同じようにこの厩舎のハードトレーニングをこなせれば、これからの出世も期待できそうです」(競馬誌ライター)
まだ初勝利を挙げたばかりで春クラシックに間に合うかは微妙なところだが、兄は2015年の菊花賞(G1)を制しており、父ドゥラメンテもここ3年で2頭の菊花賞馬を送り出している。シュガークンも秋のラスト一冠に駒を進めることができれば面白い存在になりそうだ。
ドゥラメンテの後継種牡馬候補としても期待?
また、シュガークンには早くも一部ファンからドゥラメンテの後継種牡馬候補として期待する声も上がっているようだ。
昨年の三冠牝馬リバティアイランドや一昨年の二冠牝馬スターズオンアース、G1・3勝のタイトルホルダーなどを送り出し、昨年はリーディングサイヤーに輝いたドゥラメンテだが、ご存じの通り2021年8月に早逝。そのため今年デビューの2歳馬が早くもラストクロップとなる。
![武豊と初勝利のキタサンブラック弟に早くも「種牡馬入り」を望む声!? ドゥラメンテの血を継ぐ魅力的血統背景…半兄は「中央未勝利」でスタッドイン](/wp-content/uploads/2023/10/Ruriko.I_20220626_taitoruhorudaa_yokoyamakazuo_104.jpeg)
現在のところ後継種牡馬はタイトルホルダー1頭のみ。ドゥレッツァやシャンパンカラーも今後スタッドインすると思われるが、シュガークンも残り少なくなったドゥラメンテ産駒の1頭である上、キタサンブラックの弟という魅力的な血統背景であることから、ファンから種牡馬入りを熱望されるのも頷けそうである。
「本馬の3つ上の兄であり、キタサンブラックの全弟となるネクサスハートは、現役時代は中央で5戦未勝利でしたが種牡馬入りを果たしています。
シュガークンも世界最強馬イクイノックスを輩出したキタサンブラックの半弟という血統的魅力を秘めており、また貴重なドゥラメンテの血を引く1頭であることを考えると、実績にかかわらず関係者がすでに種牡馬入りを検討していたとしても不思議ではありません」(同)
この先スタッドインするにせよしないにせよ、現役時代の競走実績があるにこしたことはない。引き続きシュガークンと武豊騎手のコンビに注目したい。
PICK UP
Ranking
11:30更新競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
関連記事
【弥生賞】「ウマ娘」で話題のオーナーが国内外で存在感!海外重賞制覇にオルフェーヴル、ジェンティルドンナの実装…川田将雅とシンエンペラーにも注目
M.デムーロ「バケモノ感がある」デビュー5連勝を飾った重賞ウイナーの弟が豪快なまくり勝ち! ダービー馬輩出の出世レース制し春クラシックに急浮上
かつてのスプリント王がサウジで日本馬を返り討ち!? 3000mで圧倒的な強さを見せた「元快速馬」にファンも困惑
川田将雅の「同期」が固め打ちでリーディング射程圏!「複勝率7割超」ゴールドシップ産駒との組み合わせは今後も要注目?
【オーシャンS(G3)展望】トウシンマカオVSビッグシーザー! 最速馬サクラバクシンオーの系譜を継ぎし者が激突!