武豊騎手「キタサンブラックは必ず復活」を堂々宣言! 「天国と地獄」を味わった名手が、秋での「祭り」を誓う?
武豊騎手が、先月の宝塚記念(G1)を9着に敗れたキタサンブラックに関し「復活」を高らかに宣言した。
武騎手は「週刊大衆」(双葉社)7月17日号の自身のコラムで、宝塚記念週の土日を「天国と地獄の2日」と語っている。天国は土曜阪神3Rで達成したJRA通算3900勝、地獄は断然人気キタサンブラックでの敗戦である。
武騎手は宝塚記念を「勝たなければいけない、負ける要素はどこにもない、ほぼ勝利を確信して挑んだレース」と語り、キタサンブラックに対し絶対的な自信を持っていたことをうかがわせる発言。それだけに、レース後は「頭の中が真っ白になってしまった」と述懐している。
武騎手は、いまだにキタサンブラックの敗因に関して得心がいっていない様子。さまざまな要因にも話が及んでいるが、誰よりも同馬の背中と実力を知る主戦騎手として、あれほどの完敗には納得がいかないということだろう。
そして武騎手は、キタサンブラックの秋の活躍に向けたコメントを発した。
「一つだけ言えるのは、キタサンブラックはこれで終わるような馬じゃないということ」「必ず秋に復活します」と堂々と宣言。今秋は天皇賞・秋、そして有馬記念への参戦可能性がすでに出ているが、どちらも勝利する気マンマンだ。