新女王テンハッピーローズにあの「お転婆娘」彷彿!? 凄すぎるファンサービスも話題に…一夜にして新たな「個性派ヒロイン」が誕生

テンハッピーローズの最終追い切りが話題に!?
12日のヴィクトリアマイル(G1)は14番人気の超穴馬テンハッピーローズ(牝6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が優勝。G1歴代4位となる単勝208.6倍の高配当には、誰もが度肝を抜かれたことだろう。
これだけ敬遠された背景には、これまで重賞で好走経験がなかったことももちろんだが、最終追い切りの動きも要因の1つに挙げられるか。
栗東の坂路を単走で駆け上がったテンハッピーローズだが、頭を上げて口を割りながら左を向いたり右を向いたりした上、ジグザグに走行するなど走りにまったく集中できていない様子……。
SNSなどにも「この動き見たら買えるわけない」「むしろこの調教でよくG1勝ち切ったな」といった感想や「まるでメイケイエールを彷彿とさせる走りだ」と、前向き過ぎる気性ゆえに頭を上げながら走る姿が“獅子舞”などと呼ばれるも、ひたむきな姿で人気を博した、かつてのお転婆娘の名前も出ていた。
ちなみにテンハッピーローズと、今年3月の高松宮記念(G1)をもって引退したメイケイエールは同期。過去に2回対戦経験があり、初対決となったのは3年前のチューリップ賞(G2)だ。
新たな個性派ヒロイン誕生の予感

レースはメイケイエールとエリザベスタワーが1着同着、テンハッピーローズは10着に敗れたが、注目したいのがスタートから約200mの地点である。
最内枠からスタートしたメイケイエールが頭を大きく振り上げ、鞍上の武豊騎手がなだめるのに苦心するシーンが見られた一方、実はその奥でテンハッピーローズも同じように頭を上げて“獅子舞”のような状態となっていたのである。
なお、このとき同馬の手綱を取っていたのは、奇しくも後にメイケイエールの主戦騎手となる池添謙一騎手だった。
ちなみにメイケイエールが果たせなかったG1勝利を決めたテンハッピーローズだが、ウイニングランではスタンドにぎっしりと詰めかけたファンを正面に捉えながらの“カニ歩き”でサービス。SNSでは「凄すぎる」と再び話題を呼んでいた。
「テンハッピーローズちゃん」というワードがSNSでトレンド入りするなど、一夜にしてシンデレラストーリーを築き上げたテンハッピーローズ。これからは新たな個性派としても大いに人気を博しそうだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
- 武豊を激怒させた調教師が公開謝罪!? 「疑惑決着」のJBCレディスクラシック(G1)で地方馬初勝利の号泣調教師がテレビ出演
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
関連記事

JRAフェアリーS(G3)テンハッピーローズ「単勝1.5倍裏切り」福永祐一が懸念材料!? 「2走前」と「9年前」に共通する“失敗”とは……

【高松宮記念】稀代のお転婆娘メイケイエールが「異例」のラストラン!? 当日は記念抽選会も実施、大勢のファンと「大団円」はあるか

「斤量がおかしい?」ナムラクレアVSメイケイエールに違和感…何故、京都牝馬S(G3)にG1級が集結したのか。合計「重賞10勝」コンビが56kgで出走できるわけ

「今のスプリント界のメンツは激弱」ノルマンディー総帥がスプリンターズS(G1)をバッサリ!? ナムラクレアの対抗に抜擢した惨敗続きの実績馬とは

【スプリンターズSの法則】メイケイエール、ピクシーナイトらに黄色信号!? 過去10年「7頭激走」10番人気以下の大穴馬の傾向とは
















