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新女王テンハッピーローズにあの「お転婆娘」彷彿!? 凄すぎるファンサービスも話題に…一夜にして新たな「個性派ヒロイン」が誕生
![追い切りも話題のテンハッピーローズ 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2021/12/Ruriko.I_20211219_tenhappiiroozu_67.jpeg)
テンハッピーローズの最終追い切りが話題に!?
12日のヴィクトリアマイル(G1)は14番人気の超穴馬テンハッピーローズ(牝6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が優勝。G1歴代4位となる単勝208.6倍の高配当には、誰もが度肝を抜かれたことだろう。
これだけ敬遠された背景には、これまで重賞で好走経験がなかったことももちろんだが、最終追い切りの動きも要因の1つに挙げられるか。
栗東の坂路を単走で駆け上がったテンハッピーローズだが、頭を上げて口を割りながら左を向いたり右を向いたりした上、ジグザグに走行するなど走りにまったく集中できていない様子……。
SNSなどにも「この動き見たら買えるわけない」「むしろこの調教でよくG1勝ち切ったな」といった感想や「まるでメイケイエールを彷彿とさせる走りだ」と、前向き過ぎる気性ゆえに頭を上げながら走る姿が“獅子舞”などと呼ばれるも、ひたむきな姿で人気を博した、かつてのお転婆娘の名前も出ていた。
ちなみにテンハッピーローズと、今年3月の高松宮記念(G1)をもって引退したメイケイエールは同期。過去に2回対戦経験があり、初対決となったのは3年前のチューリップ賞(G2)だ。
新たな個性派ヒロイン誕生の予感
![メイケイエールとテンハッピーローズは同期となる 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2021/04/Ruriko.I_20210411_meikeieru_105.jpeg)
レースはメイケイエールとエリザベスタワーが1着同着、テンハッピーローズは10着に敗れたが、注目したいのがスタートから約200mの地点である。
最内枠からスタートしたメイケイエールが頭を大きく振り上げ、鞍上の武豊騎手がなだめるのに苦心するシーンが見られた一方、実はその奥でテンハッピーローズも同じように頭を上げて“獅子舞”のような状態となっていたのである。
なお、このとき同馬の手綱を取っていたのは、奇しくも後にメイケイエールの主戦騎手となる池添謙一騎手だった。
ちなみにメイケイエールが果たせなかったG1勝利を決めたテンハッピーローズだが、ウイニングランではスタンドにぎっしりと詰めかけたファンを正面に捉えながらの“カニ歩き”でサービス。SNSでは「凄すぎる」と再び話題を呼んでいた。
「テンハッピーローズちゃん」というワードがSNSでトレンド入りするなど、一夜にしてシンデレラストーリーを築き上げたテンハッピーローズ。これからは新たな個性派としても大いに人気を博しそうだ。
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