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【日本ダービー】シャフリヤールは無敗の皐月賞馬をなぜ逆転できたのか? 関係者が漏らした「裏話」に隠れたヒント…追い詰められた戸崎圭太に「未勝利」の不安も

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オークスを制したルメール騎手はレガレイラで連勝を狙う
オークスを制したルメール騎手はレガレイラで連勝を狙う

 牝馬二冠を狙ったステレンボッシュの野望をチェルヴィニアが打ち砕いたオークス(G1)の次は、3歳世代の頂点を争う日本ダービー(G1)が開催される。ホースマンの誰もが夢見る競馬の祭典で勝利の栄冠をつかむのは、はたしてどの陣営だろうか。

 主役はもちろん皐月賞(G1)を制したジャスティンミラノだ。デビューから3戦無敗での戴冠は、昨年のソールオリエンスに並ぶ史上最少キャリアタイ。皐月賞で3着に下したジャンタルマンタルがNHKマイルC(G1)を圧勝したこともあり、レースレベルの高さは折り紙付き。例年なら単勝1倍台の断然人気に推されても不思議ではない馬である。

■戸崎騎手はジャスティンミラノでオークスのリベンジを狙う

 しかし、実績も実力も他馬をリードしているにもかかわらず、全幅の信頼を置いていいのかといわれると、答えは「NO」と言わざるを得ない。というのも、主戦を任されている戸崎圭太騎手は皐月賞を2勝(2018年エポカドーロ、2024年ジャスティンミラノ)しているものの、ダービーが行われる東京・芝2400mの舞台で重賞レースは【0- 6- 2-33/41】と未勝利。G1どころかG2すら勝てていないのだ。

 それだけではなく、単勝1.8倍に支持された昨年のソールオリエンスが実際に敗れた過去もある。当時、大本命馬を負かしたのは短期免許で来日していたD.レーン騎手が騎乗したタスティエーラだった。

前走で手綱を任された松山弘平騎手からの乗り替わりが大金星をもたらした。皐月賞で2着に入りながら、テン乗りのレーン騎手へのスイッチだけに非情な決断にも映るが、たとえ1%でも勝つ可能性を高める方法を模索した陣営の決断は、結果的に間違っていなかったということだろう。

 また、3年前の日本ダービーでも騎手の経験が明暗を分けたことも思い出したい。

 この年もまた、ジャスティンミラノやソールオリエンスと同じくデビューから無敗で皐月賞馬に輝いたエフフォーリアが主役を演じたのだが、ハナ差の大激戦を制したのはシャフリヤールだった。

奇しくもダービーでエフフォーリア、ソールオリエンスに騎乗していたのは横山武史騎手。彼は将来の競馬界を背負うと目される若武者だが、競馬の神様から「ダービーを勝つにはまだ早い」と教えられたかのような大本命での連敗だったのかもしれない。

その一方で、シャフリヤールの鞍上はベテランの福永祐一騎手(現調教師)。2018年にワグネリアンで初勝利を手に入れるまで、過去18回も分厚い壁に跳ね返され続けたが、憑き物が取れたかのようにコントレイル(2020年)、シャフリヤール(2021年)とダービー勝利を加算。後の世界最強馬イクイノックスを破った2022年のジオグリフによる皐月賞も、迷いのなくなった福永騎手の卓越した経験と技術が光った。

■先入観にとらわれない情報収集のプロが実力を披露

 もちろん、終わってからなら何とでもいえる話ではあるのだが、多くのマスコミが「無敗の二冠濃厚」とファンを煽っていたのに対し、白旗をあげるのはまだ早いと異を唱えていた競馬情報のプロがいたことも事実である。

それが「ダービーこそドル箱」と自信を隠さない『競馬セブン』だ。創業27年目を迎えた彼らは、徹底した現場主義と本物の内部情報ルートを武器に的中を連発。当然ながらエフフォーリアが敗れたダービーも「確信の勝負馬券」を的中させていたのだ。

シャフリヤールの逆転までカバーした馬連1点勝負で30万円超えの払戻をゲット
シャフリヤールの逆転までカバーした馬連1点勝負で30万円超えの払戻をゲット

 我々一般のファンがネットやTV、新聞などの情報を頼りに予想するのに対し、『競馬セブン』は東西のトレセン、牧場関係者、馬主に至るまでアンテナを張り巡らせ、マスコミが把握していない情報まで手に入れているプロの集団。それこそ上っ面の憶測や推測ではなく、現場に直結した正確な情報で最終結論を出しているという。

 そんな彼らだけにジャスティンミラノの大本命が想定されている今年の日本ダービーにも、アッと驚かせる逆転候補を見つけているのではないかと考えて突撃取材を敢行。関係者から非常に興味深い話を聞けたため、紹介しておきたい。

ーー競馬セブンさんの日本ダービーといえば、確信の1点勝負で大当たりした2021年が有名ですが、直接対決となった共同通信杯(G3)でシャフリヤールはエフフォーリアに2馬身差以上の完敗を喫していました。それでも逆転が可能と考えた理由を教えてください。

「まず我々が決めつけることをしなかった点が大きかったです。マスコミは競馬を盛り上げようとしますし、無敗のダービー馬誕生を望むファンも多かったです。父に大ベテランの横山典弘騎手を持つ横山武騎手への期待も大きかったですし、レースが始まる前から勝って当然のようなムードが濃かったことを覚えています。せっかくこういった機会をいただけましたので、当時の裏話を少しだけお話ししたいと思います。

前年のコントレイルに関しては本命もやむなしという結論だったのですが、エフフォーリアの敗戦は十分に予測可能な範囲でした。

何しろシャフリヤールはコントレイルが無敗の三冠を達成した菊花賞(G1)当日にデビュー。騎乗した福永騎手が『この馬で来年のダービーに行きたい』と絶賛していた素質馬です。そのダービーを見据えた共同通信杯で賞金加算に失敗したのは誤算でしたが、超スローの展開に脚が余る格好で敗れ、道中も外々を回る不利もあってのもの。好位から完璧な立ち回りを見せたエフフォーリアに対し、完全な力負けではありませんでした。当時の福永騎手もうまく乗れなかったと悔いを残しています。だからこそ本来の実力を発揮さえすれば、逆転も不可能ではないという思いもあったはずです」(競馬セブンの関係者)

ダービー1本に絞って皐月賞を自重した一方、前哨戦の毎日杯(G3)に出走したシャフリヤールは1分43秒9という、とんでもないレコードで勝利。2着に敗れたグレートマジシャンはクビ差の遅れに過ぎなかったが、同馬に騎乗したC.ルメール騎手が「勝った馬は化け物」と驚いていたのも印象的だった。

 だが、ここまでは世間でも報じられているような情報。競馬情報のプロの本領発揮は次の段階にあった。

「ダービーの勝ちタイムがレコードだったように、当時の東京競馬場の芝コースは俗にいう高速馬場。それまでスローペースの経験しかなかったエフフォーリアに対し、すでに毎日杯で驚異的なレコードをマークしたシャフリヤールに一日の長がありました。しかも皐月賞は稍重での開催で、レース後に故障の判明した馬が2頭いるなど、タフな競馬だったことも分かります。

これに対して、シャフリヤールはゆとりのあるローテーションで馬体も充実し、CWで追い切った1週前の動きもデビュー以来一番と陣営も手応え。大目標のダービーに万全の態勢で送り出せると強気な姿勢でしたね。過去にエイシンフラッシュ(優勝)、エポカドーロ(2着)の実績を持つ藤原英昭調教師のトーンも断然上。当日も福永騎手が馬場読みできるように、同じ芝2400m条件の8Rにサトノシリウスを用意するなど、まさに『人事を尽くして天命を待つ』ことで最高の結果を導きました」(同関係者)

『競馬セブン』の関係者が教えてくれた極秘情報は他にもあり、現場サイドから「理想的な調整過程だった皐月賞に比べ、ダービー前の調整に誤算が生じている可能性がある」というエフフォーリアの報告も入っていた様子。こういった情報も皐月賞の出来をキープしても上積みならシャフリヤールに分があると考えた理由のひとつだという。

皐月賞2着コスモキュランダも侮れない1頭だ
皐月賞2着コスモキュランダも侮れない1頭だ

 重箱の隅をつつくような事細かなところまで目を光らせている『競馬セブン』だが、2頭の雌雄を分けたのは、わずか数センチの「ハナ差」。マスコミの情報に踊らされることもなく、結果に結びつけるあたりは彼らがプロたる所以だ。先週の平安S(G3)でも10番人気メイショウフンジンを「隠れ穴馬」に指名して3連単16万1560円をズバリ的中させた実力を今さら疑う必要もなさそうだ。

■ジャスティンミラノにとって脅威となる「隠れ穴馬」とは

その『競馬セブン』がダービーでもジャスティンミラノを脅かす「隠れ穴馬」を見つけているというのだから「気にするなというのが無理な話」である。

 ジャスティンミラノの戸崎騎手はオークスで桜花賞馬ステレンボッシュとコンビを組んだが、ルメール騎手の騎乗したチェルヴィニアの2着に敗れたばかり。レガレイラに騎乗するライバルへのリベンジマッチに燃えているはずだが、勝てばダービージョッキーのプレッシャーは相当なものだろう。

 戸崎騎手&ジャスティンミラノの一強に見えて、実はそうとも限らなさそうな今年の日本ダービー。もし春競馬で悔しい思いをしたなら、プロの最終決断を確認してから結論を出しても遅くはないだろう。

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※本稿はPR記事です。

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