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【耳より現場情報】安田記念前の「軍資金稼ぎ」に最適!? 人気だからと敬遠するのはもったいない…陣営が自信を持って送り出す「お宝馬」をピックアップ

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京都競馬場 撮影:Ruriko.I
京都競馬場 撮影:Ruriko.I

 今週末の安田記念(G1)で春の東京で続いたG1開催もフィナーレを迎える。2歳新馬戦も始まり、上半期を締めくくる6月23日の宝塚記念(G1)が終われば、いよいよ夏競馬へと装いを変えていく。

 毎週のようにG1が行われると、月日の経過もより一層早く感じてしまうのが競馬ファンでもある一方、先週の日本ダービー(G1)も9番人気ダノンデサイルの勝利で、3連単の払戻は約23万馬券の大波乱。14番人気テンハッピーローズが激走したヴィクトリアマイル(G1)もあっただけに、プラス収支を継続している馬券上手なファンは、そう多くないのではないか。

今年に安田記念は例年以上に難解

 安田記念も香港からロマンチックウォリアー、ヴォイッジバブルといった強力な刺客がやってくるため、日本馬との力関係のみならず、下り坂の天気による馬場の悪化まで気にする必要がある。

 不確定要素も多く一筋縄ではいかない安田記念を攻略するためにも、資金は多ければ多いほどいい。ならば、土曜京都のメイン・鳴尾記念(G3)で現場関係者がオススメの2頭を紹介したい。

 どちらも上位人気必至の馬ではないかという意見もあるだろうが、来ない穴馬を狙って馬券がハズレるくらいなら人気馬でも的中するのが最優先。今回は信頼できそうな2頭の陣営から現場情報を入手した。

 まず勝負度合いが強いのは、ロードデルレイ(牡4、栗東・中内田充正厩舎)だ。

 6戦5勝とほぼ完璧な成績を残し、唯一馬券圏外に敗れたのは昨年の神戸新聞杯(G2)のみ。それも強敵相手に4着なら悲観するほどでもない。それまでは坂井瑠星騎手が手綱を任されていたが、2走前から川田将雅騎手にスイッチ。「川田×中内田」の黄金タッグの信頼度は周知の通りだ。現場サイドからは以下の情報が届けられている。

「大阪杯(G1)を除外後は一旦放牧へ。怪我などがあって順調に使えない時もありましたが、少しずつジョッキーが競馬を教えながら成長しています。能力的には重賞でも引けは取らないですし、折り合い面を含めて上手に走れればいい競馬になると思います」

 G1の大阪杯に出ていても人気に推された可能性の高い実力の持ち主であり、コーナー4つの内回りの舞台も折り合いをつけやすくなる。現在、2戦連続で上がり3ハロン最速の末脚を駆使しており、血統的にも少しくらい馬場が渋っても問題ないタイプ。3戦無敗の芝2000mで軸として最適かもしれない。

現場関係者オススメの2頭で勝負!

チャンス十分のヨーホーレイク 撮影:Ruriko.I
チャンス十分のヨーホーレイク 撮影:Ruriko.I

 もう1頭はヨーホーレイク(牡6、栗東・友道康夫厩舎)。エフフォーリア世代の本馬は安田記念に出走するステラヴェローチェと同じく長期休養を経験。年齢こそ6歳だが、数を使っていない分、馬はまだまだ若い。

「前走はハンデ59kgを背負った上、スローペースの内枠と条件が厳しかったですが、力は見せてくれました。脚元の不安はなく順調に調整ができていますし、前で流れに乗って好結果を期待したいです」

 陣営もここは勝つ気満々。前走の新潟大賞典(G3)は3着に敗れたが、このレースはスローペースに持ち込んだヤマニンサルバムが逃げ切った前残りの展開。むしろ59kgで上がり3ハロン最速となる33秒5の切れ味を発揮している点こそ評価すべきだ。

 J.モレイラ騎手がコンビを組むボッケリーニも人気を集めそうだが、8歳馬で上積みを期待するには、日経賞(G2)の5着は不安材料。目黒記念(G2)をシュトルーヴェで制した鞍上の手腕は認めても、昨年に続く連覇には黄色信号が灯った印象だ。

 当欄の推奨はロードデルレイとヨーホーレイクの馬連1点勝負。配当が安くてもそこは厚めに入れて勝負したい。

GJ 編集部

GJ 編集部

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