GJ > 競馬ニュース > ワグネリアンの「鬼脚」  > 2ページ目
NEW

ワグネリアンの「鬼脚」に一抹の不安!? 中京競馬場の「最速記録」を叩き出す異次元の勝利も「東京」記録保持者の”醜態”が……

【この記事のキーワード】, ,

 また、最後は良血馬2頭によるマッチレースとなったが、惜しくも敗れたヘンリーバローズは兄に現在4連勝中で「超大物」の呼び声高いシルバーステートがいる血統。なお、本馬の弟は先日行われたセレクトセールで2億6000万円の値がついている。

 ヘンリーバローズは競馬ポータルサイト『netkeiba.com』で開催されているPOG(ペーパーオーナーゲーム)でも指名馬ランキングで1位になるなど、デビュー前から極めて評判の高い一頭だった。

 この2頭、3着以下に5馬身もの大差をつけたことも然ることながら、注目すべきはその2歳馬離れした瞬発力だろう。

 先述した通り、このレースは前半の1000m通過が67秒という極端な瞬発力勝負となった。しかし、それにしても勝ったワグネリアンの上がり3ハロン32.6秒には驚愕の意を覚えざるを得ない。なお、このタイムは古馬も含めたすべてのレースにおいて、中京競馬場の最速記録となっている。この驚異の瞬発力は、まさしく切れ者で知られた「祖母譲り」といったところだろう。

 無論、ワグネリアンに次ぐ上がり3ハロン32.8秒を記録したヘンリーバローズも前評判に違わぬ相当な大器。3着のスヴァルナが33.8秒という高速上がりを繰り出しているにもかかわらず、ほぼ直線だけで1秒突き放し、5馬身置き去りにしたことになる。

 この結果を受け、一部の競馬ファンからは早くも「来年のダービー馬が現れた」「これは伝説の新馬戦になる」などSNSを中心に極めて高い評価が下されている。

ワグネリアンの「鬼脚」に一抹の不安!? 中京競馬場の「最速記録」を叩き出す異次元の勝利も「東京」記録保持者の”醜態”が……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 東京ダービー(S1)JRA勢「大侵略」にTCKが対応策! 物議醸した「バルダッサーレ方式」アウトも根本的解決とは言えず……
  2. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「存在自体が奇跡」常識外の”近親交配”で生まれた怪物・エルコンドルパサーの強さと「伝説のG2」
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?