JRA藤田菜七子騎手が1年3カ月ぶりの「1番人気」に騎乗。初めて「実力で奪った」1番人気の圧勝劇と「第2期」菜七子ブームの兆候
マイネル軍団は、柴田大知騎手が騎乗してNHKマイルC(G1)を制したマイネルホウオウや、天皇賞・春(G1)を勝ったマイネルキッツなど数多くの重賞を制しており、今の日本競馬を席巻している社台グループを除けば、最大級のオーナーブリーダーとなる存在だ。
他にも地方競馬からの挑戦で競馬界に衝撃をもたらしたコスモバルクが有名な「コスモ」、近年活躍馬が目立つ「ウイン」「ドリーム」などの冠を表した馬もすべて同軍団の関係馬で、関東を中心にその規模は膨大なものとなる。
二十歳の節目を迎えた際、今年の目標として「2桁勝ちたい」と語っていた藤田菜七子騎手。だた、最近の充実ぶりを見れば、目標を大きく上方修正する必要がありそうだ。2度目の”菜七子ブーム”の到来は、それほど非現実的ではないのかもしれない。