【武蔵野S(G3)展望】高配当の匂いプンプンの豪華メンバー! 混戦必至「スーパーG3」攻略の「キーマン」は!?


 今年のユニコーンS(G3)覇者サンライズノヴァ(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)も、東京コースで力を発揮しそうな1頭。

 同世代相手に行われたユニコーンSでは、スタートでやや立ち遅れながらも中団から上がり最速の末脚で抜け出し4馬身差の圧勝。初の古馬との対戦となった前走グリーンチャンネルCでも、後方待機から直線で強烈な末脚を披露。最速の上がりで豪快に差し切って快勝している。3戦3勝と大得意にしている東京コースにおいては、間違いなく主役候補と呼べる存在だ。稽古でも上々の動きを見せるなど、状態面にも不安が感じられないココで無視は不可能だ。

 安定感抜群ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)も主役候補だろう。2014、15年の南部杯を連覇。その後は勝ち星から遠ざかっていたが、すべて2着から4着と大崩れすることなく安定した結果を残し続けてきた。JBCスプリント(G1)やフェブラリーSの2着など、内容も充実しているように実績は最上位と言えるだろう。休み明けだった前走の南部杯では久々掲示板外の6着に敗れてしまったが、叩かれた上積みが見込めるココは改めて期待したいところだ。

 他にも近3戦の好走で完全復活への光が見えてきているモーニンや、今年のマーチS(G3)で復活勝利を飾ったダート界の実力派インカンテーション(牡7、栗東・羽月友彦厩舎)。2015年のジャパンDD(G1)・武蔵野Sを制しているノンコノユメ(セ5、美浦・加藤征弘厩舎)など、ダート界を代表する好メンバーが出走予定。

 チャンピオンズC(G1)の優先出走権を懸けた戦い。果たして今年も「大波乱」が巻き起こるのだろうか。ダートの強豪が集う武蔵野S(G3)は、11日(土)15時30分発走予定だ。

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