エリザベス女王杯ミッキークイーン陣営「やる気なし」……実績No.1もまさかの「グダグダ」か
12日のエリザベス女王杯(G1)に出走するミッキークイーン(牝5 栗東・池江厩舎)。3歳時にはオークス、秋華賞を制した2冠馬で、その後G1制覇はないものの安定した活躍を続けている。
今年も阪神牝馬Sの圧勝、宝塚記念での3着など、牡牝の枠を超えた領域で存在感を示している。エリザベス女王杯は昨年3着とまずまずの成績で、京都、阪神と関西の競馬場では馬券圏内を外したことがないのもプラス材料だ。今回も十分上位進出を果たせる要素が満載のように思えるが……。
実のところ、トレセン界隈ではさほど評判はよくないようだ。
「陣営は『昨年くらい走ればいい』と、かなりぶっちゃけた発言をしているようです。ようするにあまり”やる気”がない、という印象のようです」(現場記者)
やる気がない……。
陣営に熱意がないということだろうか。そんな話はなかなか聞かないが、確かに池江調教師は時折「弱気」な面を見せることはある。
「昨年は記者連中に馬を見せなかったくらいだそうです。ただ、それでも3着ですからね……。今年は見せてくれたようですが、やはりあまり自信はないようですよ。牝馬界のトップにいる1頭であることは間違いないので、今回もちゃっかり馬券圏内、なんてことも十分にあります。ただ、軸にするほど信用はしないほうがいいかもしれません。昨年よりも格段にメンバーが強いですしね」(同)
実績は現役牝馬No.1といえるミッキークイーン。ここ数年で最高のメンバーが集まったエリザベス女王杯で「やっぱりあなたが女王」といえるようなレースを披露できるだろうか。