GJ > 競馬ニュース > ディープ栄華「終焉」か  > 3ページ目
NEW

ディープインパクト有馬記念「4強」に「産駒0」の衝撃……種付料「4000万円」を誇る最強種牡馬の栄華に「終焉」の影

【この記事のキーワード】, ,

そういった意味でも社台グループにとっては、競馬を代表する『2大レース』の内、年末の有馬記念で活躍馬を送り出すよりは、セレクトセールの約1カ月前に行われる日本ダービーで結果を残す方が、より鮮明なイメージを残すことができるというわけです。

その方針が顕著に表れたのが、まさに昨年の日本ダービーやオークス。クラシックを彩ったマカヒキ、サトノダイヤモンド、シンハライト、ヴィブロスといったディープインパクト産駒は、いずれもノーザンファーム産。

歴史上類を見ないハイレベルなパフォーマンスで『史上最強世代』とマスコミに絶賛された世代でしたが、その中心を形成したディープインパクト産駒たちの多くは、ここで『燃え尽きた』のか、古馬になって期待されていた成長を見せずにいるのが現状です」(競馬記者)

 実際に今年の皐月賞を勝ったアルアインも、この秋には早くも底を見せ始め、サトノアーサーやカデナといった、ひと夏の成長を期待されたディープインパクト産駒も目立った結果を残せずにいる。

 逆に、マイルCSを3歳馬として17年ぶりに制し一際大きな輝きを放ったのが、アルアインが皐月賞でクビ差退けたハービンジャー産駒ペルシアンナイトという皮肉な結果だった。

 そういったディープインパクト産駒に対する”不信”は、早くも今年の2歳世代にも暗い影を落としている。

「現状、2歳牡馬で『2強』と言われている2歳王者ダノンプレミアムと、東京スポーツ杯2歳Sを楽勝したワグネリアンは、いずれもディープインパクト産駒。

この2頭はどちらも現段階で2歳馬離れしたパフォーマンスを発揮し、来年のクラシックを席巻する期待を掛けられていますが、同時に『活躍は日本ダービーまで』と早くも早熟馬のレッテルを貼られようとしています。

ディープインパクト有馬記念「4強」に「産駒0」の衝撃……種付料「4000万円」を誇る最強種牡馬の栄華に「終焉」の影のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント