真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.19 07:20

ディープインパクト有馬記念「4強」に「産駒0」の衝撃……種付料「4000万円」を誇る最強種牡馬の栄華に「終焉」の影
編集部
そういった意味でも社台グループにとっては、競馬を代表する『2大レース』の内、年末の有馬記念で活躍馬を送り出すよりは、セレクトセールの約1カ月前に行われる日本ダービーで結果を残す方が、より鮮明なイメージを残すことができるというわけです。
その方針が顕著に表れたのが、まさに昨年の日本ダービーやオークス。クラシックを彩ったマカヒキ、サトノダイヤモンド、シンハライト、ヴィブロスといったディープインパクト産駒は、いずれもノーザンファーム産。
歴史上類を見ないハイレベルなパフォーマンスで『史上最強世代』とマスコミに絶賛された世代でしたが、その中心を形成したディープインパクト産駒たちの多くは、ここで『燃え尽きた』のか、古馬になって期待されていた成長を見せずにいるのが現状です」(競馬記者)
実際に今年の皐月賞を勝ったアルアインも、この秋には早くも底を見せ始め、サトノアーサーやカデナといった、ひと夏の成長を期待されたディープインパクト産駒も目立った結果を残せずにいる。
逆に、マイルCSを3歳馬として17年ぶりに制し一際大きな輝きを放ったのが、アルアインが皐月賞でクビ差退けたハービンジャー産駒ペルシアンナイトという皮肉な結果だった。
そういったディープインパクト産駒に対する”不信”は、早くも今年の2歳世代にも暗い影を落としている。
「現状、2歳牡馬で『2強』と言われている2歳王者ダノンプレミアムと、東京スポーツ杯2歳Sを楽勝したワグネリアンは、いずれもディープインパクト産駒。
この2頭はどちらも現段階で2歳馬離れしたパフォーマンスを発揮し、来年のクラシックを席巻する期待を掛けられていますが、同時に『活躍は日本ダービーまで』と早くも早熟馬のレッテルを貼られようとしています。
PICK UP
Ranking
23:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……