ディープインパクト産駒「イタリア種牡馬」引退に期待大! 旋風が世界に広がる
今後、イタリアに渡るアルバートドック。イタリアにはディープインパクトの産駒として初めてJRA重賞制覇を達成したダノンバラードが、16年に現地で61頭に種付けを行うなど種牡馬として活動していた。
しかし近年、ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーがレーシングポストトロフィー(英G1)で優勝、さらに同産駒のセプテンバーがフィリーズマイル(英G1)で2着に入るなど活躍。その結果、英国でディープインパクトの評価が高まり、ダノンバラードはイタリアを離れて昨年の11月から英国で供用が開始されている。ディープインパクト産駒が英国で供用されるのは同馬が初だという。アルバートドックも産駒が優秀な成績を収めることができれば、そのうち英国に移籍することも考えられるだろう。
その身体に流れる血脈を広めるために引退して海を渡るアルバートドック。願わくはこれから産まれるであろうディープインパクトの血を引く競走馬たちには、海外の重賞を席巻する活躍をしてもらいたい。