武豊ゴールドアクター「危機的状況」か……追い切り内容と馬齢、鍵はやはり「手腕」
21日に中山で開催されるAJCC(G2)に出走するゴールドアクターが11日、1週前追い切りを行った。
タイムは5F66秒5-37秒6-13秒6と可も不可もなくといった感じだったが、調教相手には最後突き放される結果に。中川調教師は「ここまでは順調」としているが……。
内容を知る限り、不安のほうが大きいのが現状だろう。昨年6月の宝塚記念以来の実戦、すでに4月1日の大阪杯(G1)を大目標と定めている点から、今回の舞台は「叩き台」の可能性も十分にあるだろう。
「7歳という馬齢を考えれば衰えがあったとしても不思議ではないですよね。ズブさが出てきたような印象も受けます。有馬記念制覇、宝塚記念2着など実力が現役トップクラスなのは誰もが知るところですが、やはり年月には勝てない部分もあるのかもしれません。
今回が明確な叩き台という扱いなら問題ないですが、それでもあまりにも不甲斐ない内容だと厳しいかも……」(現場記者)
今年のAJCCは昨年のセントライト記念覇者ミッキースワローや昨年の勝ち馬タンタアレグリアなど、この時期としてはハイレベルなメンバー構成。紛れもなく主役であるゴールドアクターだが、現状を見る限りどこまで信用をおけるのか……。