グレーターロンドン乗り替わりの「裏」川田将雅の「本気度」超高い?
4日(日)に東京競馬場で開催される東京新聞杯(G3)。「未完の大器」と評されるグレーターロンドン(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎)が出走を予定している。
グレーターロンドンは早くから突出した才能を認められながらも、故障で3歳クラシックには出走できず、重賞初挑戦は5歳だった。初挑戦の安田記念(G1)は4着、次走の毎日王冠(G2)では3着と好走。勝利も目前かと思いきや天皇賞・秋(G1)では9着と惨敗し、年末のOP戦ディセンバーSでは単勝1.6倍と圧倒的支持を集めたもののまさかの3着に終わっている。
重賞戦線に挑戦して以降、いまいち波に乗り切れていないグレーターロンドン。今年の始動戦となる東京新聞杯で好走し、安田記念でのG1初制覇に向けて幸先の良いスタートを切りたいところだ。
そのグレーターロンドンは31日に美浦・Wコースの4ハロンから僚馬トゥーレ、ブラストワンピースと3頭併せ馬を行った。グレーターロンドンはトゥーレからは4馬身半、ブラストワンピースを2馬身半離れた後方から追走。馬なりのまま直線に入ってトゥーレを抜き去り、ラスト2Fでブラストワンピースに並び、最後は併入に持ち込んだ。タイムは4F52秒2-37秒2-12秒5を記録している。管理する大竹調教師も「スポーツ報知」の取材に「動きは良かったね」と満足気だったという。
「グレーターロンドンは前走でまさかの敗戦を喫しましたが、レースは比較的スローペースで進んだ上、舞台は小回りで直線もあまり長くない中山競馬場。あそこでは持ち味の末脚を発揮できなかったようですね。グレーターロンドンは全6勝中5勝がマイルと今回の距離を得意としており、さらに東京競馬場と相性がいいとされています。今回は復活の狼煙をあげるのには絶好の舞台なのでは?」(競馬誌ライター)