ゴールドアクター「武豊⇒吉田隼人」復活に喜びの声殺到! 前走大敗不安も期待大
あの名コンビが戻ってくる。
大阪杯(G1)に出走を予定しているゴールドアクター(牡7歳、美浦・中川公成厩舎)が、4戦ぶりに吉田隼人騎手とのコンビを再結成すると「スポニチ」が報じた。
ゴールドアクター×吉田騎手は、2014年夏から数えて計13戦、2015年の有馬記念制覇を含めて重賞4勝を収めていた。だが、昨年の天皇賞・春(G1)から横山典弘騎手に乗り替わり。成績が落ち込み始めていた時期だったため賛同の声も上がったが、その大半は否定的な意見で占められていた。
横山騎手との新コンビで向かった天皇賞・春こそ7着だったものの、宝塚記念では2着と好走。だがその後、1度は帰厩したものの体調が上がらないまま再度放牧に出されるなどして昨秋は全休。暮れの有馬記念までも回避してその年の競馬を終えた。
そして長期休養明けで今年のAJCC(G2)を迎える。このレースでは横山騎手は上り調子だったミッキースワローに騎乗するため、手綱が吉田騎手の元に戻ることもあるかと期待された。だが、陣営からは武豊騎手で挑むことが発表される。押しも押されもせぬ名手とレースに向かったゴールドアクターだったが、11着とシンガリ負け。さらに武豊騎手からは、「残念。初めて乗りましたが返し馬からあまり良くなく、レースでも”らしくない”走りでした。前後の脚のバランスが悪く、深刻かもしれません。」と同馬の状態に首をひねられてしまった。
この大敗で一度は引退説までも浮上していたゴールドアクター。だが、無事に”元サヤ”に収まり現役続行することとなったようだ。