JRA「第二のキタサンブラック」へ!? 北島三郎がロードカナロア産駒を突然購入!?
北島三郎オーナーが所有していたキタサンブラックの毛の色は鹿毛。それよりも黒々した黒鹿毛の「アルテシアの2016」。この馬を落札した決め手は何だったのだろう。
北島三郎オーナーは「いい顔をしていた。インスピレーションを感じた」とコメントを出している。それはキタサンブラックを購入すると決めた時と同じフィーリングである。ただただ、何かを持った馬であると感じて購入を決めたのだった。
「たまたまとはいえ、いい馬を購入しましたね。いい血統の馬を千葉に持ってくるのは北海道で売れなかった馬だ、なんて辛口を言う輩がいますが、それは正しくありません。今はむしろ、掘り出しものとして持ってきて、購買意欲を煽るんですよ。もし買った馬が走らなかったら、そのオーナーは二度と買ってくれませんからね。ここ近年社台グループは千葉のセールに力を入れてきています。
今回北島三郎オーナーが購入した馬は、社台ファームが上場した唯一のロードカナロア産駒。母親のアルテシアは現役時代、1000万下までしかいけませんでしたが、父サンデーサイレンス、母にはカーリアン、カロの血が入っているのでマイルまでは行ける血筋。そのアルテシアにロードカナロアを交配させてますから、短距離から中距離は走りますよ」(同ライター)
入厩先は、キタサンブラックでお世話になった清水久詞厩舎に決まった。今度は短距離、中距離のG1レースで北島三郎オーナーの「祭」の歌声が聴けるのかもしれない。「アルテシアの2016」の命名とデビューが楽しみだ。