JRA牝馬二冠アーモンドアイの妹「記載ミス」? シルクレーシングの”興奮”にツッコミ多数も、気持ちはわかる?
「気性が素直で、瞬発力があるようです。アーモンドアイとは父親が違いますが、ヨハネスブルク産駒のほうが仕上がり早なので、早くから活躍する可能性も」(同記者)
現場が思わず興奮するほどのユナカイトの能力の高さ。姉がクラシックG1を獲っているのだから余計である。2年連続、姉妹のオークス制覇も夢ではないのかもしれない?
「実はこの馬のことで失敗談があるんですが、ユナカイトが美浦の木村哲也厩舎に入厩することが決まった頃、アーモンドアイが桜花賞を勝ち、オークスも勝つだろう、と言われていましたが、その妹を引き受けることになって気を良くした木村調教師が、ユナカイトに関するコメントをシルクレーシングのホームページに公開したんです。喜びが滲み出てる木村調教師のコメントの中に、ユナカイトが『アーモンドアイの全妹』と言っている箇所があったんですね。アーモンドアイの父はロードカナロアで、ユナカイトの父はヨハネスブルク。まったく違うわけです。このことで競馬ファンたちがネットでざわつき始めました。『よくわからない』や『血統は見ないものなのか?』等々。しばらくして、コメントの入力ミスだったようで後日ページには『更新内容に一部誤りがあった』と訂正文を出していました。しかし、そこには木村調教師からユナカイトの入厩報告も一緒に出ていて『アーモンドアイの半妹ということで』『それに浮き足立つことなく』など、自戒の念を示すようなコメントが羅列。またもやネットで『あえて間違えた箇所を強調してる』『浮き足立ってる』と、さらに沸き立っていました」(同記者)
真実は不明だが、いずれにせよ、これもアーモンドアイ旋風が巻き起こした珍現象であろう。父は違えど、ユナカイトの特性を活かした競馬で来年のクラシック制覇ができるように、そして姉妹対決が見られるように、陣営に期待したいものだ。