JRA藤田菜七子騎手「初G1」はアノ大物馬主の所有馬!? 通算31勝達成でG1騎乗OK「いつ」「どのG1」デビュー考察
17日、JRA唯一の女性ジョッキー藤田菜七子騎手が東京3R・3歳未勝利戦を勝利。通算31勝目を上げ、G1レースでの騎乗を可能とした。
ファンにとっては待ちに待った菜七子のG1参戦。ついに、その扉が開かれた。
16日に通算30勝目を上げ「次の1勝を早めにできるように頑張ります」と話していた藤田菜七子騎手だが、その言葉通り翌日に”連勝”を決めた。それも、この日は父の日。「自厩舎の馬で勝てて良かった」と話した通り、デビューからずっと支えてもらっている師匠の根本康広調教師の馬で決めたことも感慨深いに違いない。
ネット上の掲示板やSNSもお祝いムードの菜七子フィーバー。早くも「今週末の宝塚記念(G1)に騎乗してほしい」という声もあるが、果たして、藤田菜七子騎手の「G1デビュー」は、いつになるのだろうか。
「今週の宝塚記念は、すでに騎乗馬も騎乗予定騎手も決まっているので、さすがに難しいでしょうね。また、27日に大井競馬場で交流G1の帝王賞があり、出走予定馬のアポロケンタッキーやオールブラッシュといったところは、まだ鞍上未定ですが、菜七子騎手が抜擢される可能性は非常に低いかと……。7月11日には同じく大井競馬場でジャパンダートダービー(G1)も開催されますが、こちらも騎乗は難しいでしょうね。
そうなると最初に可能性がありそうなのは、9月30日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(G1)でしょうか。単純に鞍上を調整できる期間があることもそうですが、菜七子騎手が芝の短いところで好成績を残しているということも強調材料ですね。もちろん、可能性は薄いと思いますが、もしG1初挑戦となれば盛り上がることは間違いないでしょう」(競馬ライター)