真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.07.03 11:24
武豊マテラスカイは「世界」が認めた超速スピード! ダート短距離界の頂点へ、満を持して重賞挑戦も「不安」は距離よりむしろ……
編集部
遠征帰りとなった前走は降級して再び1600万下でのレースだったが、1番人気に応えて3馬身半差の楽勝。圧倒的なスタートダッシュであっさり先手を奪うと、そのままいとも簡単に押し切ってしまった。
レース後、武豊騎手も「スタートが速く、スピードを活かす競馬をしました。ラストもしっかりしていて、力通りのレースでした」と成長を実感。今回は満を持しての国内ダート重賞初参戦といえるだろう。
ただ、世界に通用するスプリンターにとって、今回の最大の課題は1400mへの対応だ。
実際にマテラスカイが上げた全5勝は、すべてダート1200m。ダート1200mでは【5.1.0.3】(ドバイ遠征含む)と抜群の成績を残しているが、一方ダート1400mになると【0.2.0.3】と途端に安定感を失っている。
「プロキオンSの舞台となるダート中京1400mは、最後の直線が長めに設定されており、坂もあるタフなコース。そのため前が止まりやすく後続の馬が台頭しやすい。ここ5年間で逃げ粘ったのは、2015年のコーリンベリーだけです。
マテラスカイにとっては距離も然ることながら、タフなコースにも対応が必要になってきます。ここ最近の1200m戦のようにスピードに任せて逃げているだけでは、さすがに最後に止まってしまう可能性は高いでしょうね」(競馬ライター)
また、本馬にとってはもう1つ、頭を抱えたい課題があるようだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!