JRA福永祐一がワグネリアン乗り替わりもある? レイデオロも予定発表「ダービー馬秋」
夏競馬真っ只中。新馬たちが鎬を削る中、有力馬たちは秋の重賞戦線に向けてリフレッシュを兼ねて休養に入っている。各馬の復帰戦、それからのローテーションはいつも注目の的だが、中でも注目度が高いと思われる昨年のダービー馬レイデオロ(牡4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)、そして今年のダービー馬であるワグネリアン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)、この2頭の復帰戦の予定が伝えられた。
レイデオロは今年、始動戦の京都記念(G2)で圧倒的な1番人気に支持されるも3着と不穏なスタート。その後、海外初挑戦となるドバイシーマクラシック(G1)へ向かい、2番人気に推されるも無念の4着。日本復帰後には本領発揮といかなかったうっぷんを晴らすかのような活躍が期待されていたが、陣営は休養を発表。レイデオロの春は早々に終わりを告げた。
「サンスポ」によれば、復活をかけるレイデオロは9月23日に中山競馬場で行われるオールカマー(G2・芝2200m)で戦線復帰予定。同馬が中山競馬場を走るのは昨年の皐月賞で5着になった以来。このレースを経て、10月28日開催の天皇賞・秋(G1)を見据えているという。
「昨年も有馬記念の回避を早々に発表するなどしましたが、疲労が抜けにくい体質は変わっていないようです。秋も出走するレースを絞り込んでくるでしょうね。でも、だからこそ出るレースはすべて勝つくらいの気合で挑むはず。要注目です」(競馬記者)
昨年のダービー馬も今年はまだ未勝利。意地を見せることができるだろうか。
そしてもう1頭。今年のダービー馬であるワグネリアンもレイデオロと同日に復帰。阪神競馬場で開催される神戸新聞杯(G2)に出走を予定しているという。