JRA「超良血」ソルドラード出陣! 兄レイデオロに続く「大器」が種牡馬ロードカナロアの「運命」を決める理由


 藤沢調教師も「兄たちに比べると気持ちが穏やかで、体つきも立派。ロードカナロアの仔でスピードがあるけど、コントロールも利く」と分析。兄らは札幌でデビューしたが、この馬はマイル戦に拘って新潟で初陣を迎えるようだ。

「初年度で牝馬春2冠を制したアーモンドアイという超大物や、牡馬クラシック路線で活躍したステルヴィオらを出したロードカナロアですが、今年はここまで昨年ほどの勢いがありません。

すでに大種牡馬キングカメハメハの後継筆頭という評価で、今年から種付け料も大きく上がったばかり。なんとしても結果が欲しい2年目ですし、ソルドラードのようにキングカメハメハの成功例からのチェンジは、ロードカナロアにとっては正念場。

再来年には同じキングカメハメハ系の『大本命』ドゥラメンテ産駒のデビューが控えており、ロードカナロアはそれまでに不動の地位を確立する必要があります。そういった意味で今年の代表産駒候補となるソルドラードの活躍は、今後の種牡馬生活を左右すると述べても過言ではありません」(同)

 夏競馬が始まって以来、ずっと北海道を満喫していたルメールが新潟に乗りに来たことからも極めて高い期待度が窺えるソルドラード。順調なスタートを切った兄たちのように、デビュー戦を飾ることができるだろうか。

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