JRA北村友一クロノジェネシス「乗り替わり」確定!? 阪神JF(G1)出遅れ2着敗戦に関係者「騎手のせい」来春から外国人騎手か
だが、北村友騎手は現在89勝を上げてリーディング5位につけるなど、充実のシーズンを送っている。今や日本でも上位に入るジョッキーだ。そんな北村騎手を降板させて替わりの騎手を乗せるとなると、周囲が納得するような実力派となりそうだ。
「先週、阪神JFに騎乗せずに香港に遠征していた中でも、C.ルメール騎手には今週の朝日杯フューチュリティS(G1)に出走するグランアレグリアがいるので、M.デムーロ騎手や川田将雅騎手が有力でしょうね。もしくは、春のクラシックシーズンに合わせて遠征してきた外国人騎手を手配するかもしれません。
バゴ産駒のクロノジェネシスはサンデーレーシングで募集価格1400万円と、決して目立った馬ではなかったので、もしかしたら阪神JFでもっと惨敗していればコンビ継続の可能性があったかもしれません。
それが出遅れ2着と強い内容だったことが、逆に乗り替わりを加速させたといえるのかもしれませんね」(同)
それにしても、仮に騎手が原因だったとしても、わずか1戦の敗戦だけで乗り替わりとはつくづくシビアと述べざるを得ない。だが、振り返ってみれば昨年の阪神JFで同じくサンデーレーシングの所属馬ラッキーライラックが勝った際も、主戦・石橋脩騎手は勝ったにもかかわらず乗り替わりのウワサが絶えなかった。
述べるまでもなく、騎手は次戦に乗せてもらうために勝つことを目指している。しかし、勝利を重ねた相棒が出世すればするほど、自身の乗り替わりの可能性が高まっていくとは、なんとも世知辛いご時世と述べざるを得ない。