東海S(G2)「超新星」武豊インティ”弱点指摘”に陣営混乱!? 5連勝・合計30馬身ダート界の怪物「最大の課題」とは
重賞初挑戦ながら1番人気が濃厚な状況だが、あえて「課題」を挙げるとすればキャリア通算2戦目となる左回りへの挑戦か。というのも、一部のファンの間では陣営の主張に”食い違い”があるという意見が上がっているからだ。
確かに『日刊スポーツ』の取材には「左回りの方が走る」と語っている一方、『サンスポ』の取材には「右回りの方がスムーズに走る」と語るなど、明らかな相違が確認された。結局、どちらも問題ないということなのだろうか……。今回だけでなく、本番のフェブラリーS(G1)も左回りだけに気になるところだ。
唯一、参考となる3走前では、今回と同じ中京の1800mコースで4馬身差の圧勝。結果だけを見れば、何の問題もないようにも思えるが、実際のところを記者が語ってくれた。
「このレースは約1年ぶりの休み明けで馬体重もプラス14kgでしたが、決して太め感はなく、体自体は出来ていましたね。
ただ、レースは結果だけを見れば4馬身差の圧勝でしたが、最後の直線では手前を替えない若さを見せていました。ここでは力が違ったので問題なかったですが、今回のように強いメンバーと当たっても最後の勝負所で手前を替えられなければ苦しいですよ。
もちろん陣営も把握しているので、普段の調教から気を遣っているでしょうが、レースでどうかですね。ここでもし、また手前を替えないようなら、仮に勝てたとしても同じ左回りの本番で課題が残りそうです。秋のチャンピオンズC(G1)も左回りですし、今後に向けて課題を克服しておきたいですね」(別の記者)