JRA「日本人騎手差別」池添謙一が語った「外国人の名前は呼ぶのに!」問題?
フジテレビ ONE TWO NEXT(ワンツーネクスト)で好評配信中の『武豊TV!II』。先日は、毎年恒例となっている騎手を呼んでの座談会が放送された。
今年登場したのは池添謙一騎手、藤岡佑介騎手、そしてC.ルメール騎手。武豊騎手は開始早々、グランプリレースで7勝をあげている池添騎手に対して『もっと勝ってていいんじゃない、みたいな? ほかを』とイジって笑いを取るなど、和やかな雰囲気でスタート。
競馬のことだけではなく趣味のゴルフのことなど、プライベートな一面にも踏み込みつつ、番組は進んでいく。そして終盤には昨年、猛威をふるった外国人騎手たちの活躍について話が及んだ。さまざまな話が出たが、池添騎手はレースの実況をするアナウンサーの反応も気になっていたようだ。
池添騎手は「実況が外国人ジョッキーが勝ったときだけメッチャ言うんすよ」と話し、そして「日本人ジョッキーが勝っても名前は言わないのが多い」と感じると明かす。そのため、いつも勝ったときに馬と騎手の名前を出してほしいと要望を語った。
「これに半ば冗談ながら武豊騎手も同意。横にいた福原直英アナが担当していたジャパンカップを見ていたときも、この傾向があったと話していました。そしてネット上でも、池添騎手と同様の意見を持つ人が多いみたいですね。
実況に名前を連呼されるのは1日に複数のレースを勝利した騎手が多いようです。それだけに印象が強く、つい名前を口に出したくなってしまうのかもしれません。ただ、騎手としては勝ったときには自分の名前を呼んでもらいたいのは当然でしょう。改善されれば、騎手もうれしいのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
「分け隔てなくしてほしい」と語った池添騎手。彼の願いは実況アナたちに届くのだろうか?